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・「モンスター娘TD」プレイ手帳2ページ目


 ※注意※
 ・以下の内容はFANZA(旧:DMMゲームス.18)およびGooglePlayとAppStoreが提供する「モンスター娘TD 〜ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています〜」に関するものとなります。推奨年齢の関係で16歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
 ・当ページで使用している画像はGooglePlay版アプリのスクリーンショットを切り抜き・リサイズしたものです。
 ・当ページの内容はFANZA版バージョン1.1.48、アプリ版バージョン1.0.2に基づいたものです。今後のアップデートによって情報が変化しうることをご了承ください。





・まえおき

 前回はこちら→(「「モンスター娘TD」がポケットに入り込むまで」)
 その後なんとなく物足りなさを感じたので、もう少しばかり追記を重ねてみたい。
 こう「攻略」が面白く感じるソシャゲはひさびさに感じるのだ。

 今回はキャラクターの「クラス」についてまとめるとして、まずはキャラ紹介からいってみよう。


・【ミノタウロス娘】シルバ



 クラス:バーバリアン
 種族特性:「ダンジョン」コンテンツではHP1.5倍・攻撃力1.3倍
 EXスキル:20秒間攻撃力1.4倍(1.7倍)・ブロックした全敵を攻撃・まれに吹き飛ばし(即死)

 高い攻撃力を持ち、被ダメージに応じてさらに攻撃力が上昇するバーバリアンのひとり。
 GooglePlay/AppStore版のリリースに際してひときわ注目を集めたキャラであり、それは広報として活躍したとか新コンテンツにシナジーが高かったとか・・・ではなく立ち絵の布地面積が大幅に修正されたゆえ。
 (ただ、「ようこそゲシュペンス島へ」実装時の立ち絵もこれだったのでシルバの衣装は2パターンを使い分けているようでもある)

 真面目に性能面を評価すると、「ダンジョン」コンテンツが現状かなりゆるい難易度となる傾向があって種族特性にあまり影響力はなく、EXスキルが無難に使いやすいオーソドックスな近接アタッカーと言うところ。
 (6章のエンキ神殿(ダンジョン扱い)で有効なのはアリか?)
 そのうえで、このキャラクターはまずイベント「狙われたホルスタイン」の報酬とされたキャラクターであり、参加さえすればほぼ確実に手に入り「潜在覚醒」によるステータスの底上げも保証されている配布キャラクターという扱いであった。
 すわ現在では入手困難・・・かというと、本作はこうした過去のイベントを「サブストーリー」としてのちほど常設化する采配を取っているのがうれしい限りだ。
 GooglePlay/AppStore版から参入したプレイヤーも、早いうちにシルバを獲得しておけば近接不足に悩むことはまずなくなるだろう。

 性格・ビジュアル面ではのんびりとしていて方向音痴の気がある一方で慈愛と責任感のある性格で、ゲシュペンス島で酪農を営んでおり、育成コンテンツの「EXPミルク牧場」もシルバの牧場を舞台にしているという設定がある。
 それから一応・・・「デカァァァァァいッ説明不要!!」。


・【ワーラット娘】ラタ



 クラス:アサシン
 種族特性:リジェネ・スキル中変身・射程内にスリップダメージ
 EXスキル:非常に長い準備時間がかかるがスキル中最大HP1.5倍(1.8倍)・攻撃力1.6倍(1.9倍)・物理と魔法攻撃を50%で回避・種族特性のスリップダメージ3倍

 低コストで遠近両方のマスに配置でき毒付き遠距離攻撃を行う事ができるがステータス全般が低いアサシンのひとり。
 また、クラスをまたいで存在する「ライカンスロープ」系キャラのひとりでもあり、出撃してから一定時間が経過すると飛躍的にステータスが向上し、その状態が半永久的に続く(行動不能や移動で解除)。

 ・・・アサシンは「配置、移動完了後10秒間攻撃力+50%」という特性によって上方調整されたのだが、これが移動によって解除されるライカンスロープの特性と致命的に噛み合っていない
 これを意識したのか、先日新たなEXスキルを解放できる「修行クエスト」が実装され、同じライカンスロープ系のペリリに「移動しても解除されない」EXスキルが追加されたので・・・ラタにもこれが適用されることを祈るとしよう。
 ほか、メリットとしては「回避」とリジェネの特徴を持つためアサシンとしては例外的にしぶといということと、射程内の敵のHPを徐々に削る特性(DoT、スリップダメージ)があることがある。
 ただ・・・後者は【フェニックス娘】アテエルや【シルバードラゴン娘】アルギュロなどダメージと射程で大幅に上回る存在があり、毒そのものを付与するわけではなく、単体攻撃しかできない都合上毒撒きの運用にもまったく適さない。
 繰り返し、新EXスキルの性能が良いものとなるよう祈るばかりだ・・・。

 性格・ビジュアル面では自己中心的で即物的かつ毒舌家なゲスの極み。
 イベント「おこぼれにネズミは乗る」のメインキャラクターとして登場したのだが、もう一人のメインキャラクターであった【サンダーバード娘】ワエマワやビビ神との相性が悪すぎてゲスキャラなのにツッコミ担当という振り回されっぷりを余儀なくされた。
 ゲシュペンス島では、これでも常識人枠なのである
 個人的にかなり好きな回だったので、こちらの再録と再配布も楽しみだ。


・【ハイオーク娘】ディフニラ



 クラス:シールドナイト
 種族特性:HPが25%以下になると永続的に攻撃力+50%・編成中のガーディアン系クラスのHP+8%
 EXスキル:40秒間防御力2.8倍(3.0倍)・自身にオークトークンを付与・オークトークンの攻撃力+50%

 コストが重いが耐久面に優れ多くの敵をブロックできるシールドナイトのひとり。
 ただでさえHPや物理防御力に優れるシールドナイトだが、ディフニラの場合はさらに定期的に召喚するオークトークンがダメージの半分を肩代わりしてくれるため耐久面に関しては最高レアリティと比較してなお優れていると評せる
 難点は攻撃面の方がめっぽう弱いことだが、なあに横から範囲魔法をブッ放せばどうと言うことはない。

 ・・・というキャラだったのだが、先日の「修行クエスト」によって新EXスキルが追加、通常のオークトークンの代わりにかなり攻撃力の高い「熱血オークトークン(外見は【オークロード娘】デルボア)」を召喚することで攻防共に弱点の無い性能が完成されてしまった。
 あくまで単体攻撃しかできないので処理速度は物足りなくもあるが、単騎で放置しても十分に仕事をこなせるだろう頼もしいキャラクターとなったと言える。
 修行クエストを逃したという人は次回以降の再録に期待しよう。

 性格・ビジュアル面では幼いながらも飛びぬけた戦闘センスを持ち一族最強と謳われる天才戦士。
 そのせいで非常に負けず嫌いでもあり、イベント「おこぼれにネズミは乗る」で【オークロード娘】デルボアに対抗心をにじませた伏線がこの新EXスキルという形で回収されたらしい。


・【ミスリルゴーレム娘】ミスレナ



 クラス:デストロイヤー
 種族特性:出撃コスト+5・物理防御+30%・配置中は物理防御力の40%を攻撃力に加算・毒無効・魔法ダメージ20%カット
 EXスキル:30秒間攻撃力1.2倍(1.4倍)・防御力2.4倍(2.8倍)・範囲攻撃化・スタン無効

 コストが重いが攻守の基本ステータスに優れるデストロイヤーのひとり。
 にして、さらに出撃コストが重くステータスがブーストされているというファッティー中のファッティーとして実装されたキャラクターがミスレナだ。
 スキルの範囲攻撃はブロック中にしか繰り出さないがウォーロックの魔法くらいの範囲(背後には判定がないので前方円形?)があり飛行エネミーにも有効、「ゴールドコインの巣窟EX」最後のザコラッシュなどはその大半を単騎で殲滅し自身はびくともしない(サブスキル「生命力吸収」で黒字まである)大立ち回りを展開するものだろう。
 デストロイヤーというクラスに「敵の進軍ルートを単独で封鎖し敵の頭数を減らすこと」を期待するとすれば、ミスレナは十分にそれに応えるはずだ。

 反面、対単体の攻撃力は飛びぬけて強力というほどのものではない。
 範囲攻撃が強力とはいえスキルのクールダウンは決して短くなく、最高クラスの防御力も実際はボス級の攻撃には圧倒されるし敵側がバフを重ねてくるとあっさり突破されてしまう(また、攻撃力の10%は最低ダメージとして保証されてしまっている)など、適材適所の考え方は欠かせないので要注意である。

 性格・ビジュアル面ではミスリルを素材としゲシュペンス島の創世期以前から変わらず存在するという超越的な存在。
 不変の肉体を持つゆえに高い戦闘能力を持つ一方、誰も必要とせず誰からも必要とされない孤独を宿命づけられ、定命の者に付きまとう「穢れ」に強い好奇心を抱いている節がある。
 ・・・この結果口癖のように「排泄」を口にし、アダルトコンテンツがカレー食べてるときに見たくはないアレなことになっているのではとドギマギして確かめてみたが、結果は自分の心の汚れっぷりを再確認しただけであった。
 ほっとしたけど、くそぅ・・・。


・【メデューサ娘】ローレン



 クラス:ウォーロック
 種族特性:攻撃時まれに毒付与・配置時に敵全体を石化
 EXスキル:30秒間攻撃力2倍(2.8倍)・射程1.2倍(1.4倍)・射程内の敵を石化・石化中の敵にダメージ1.5倍

 射程内の敵の魔法防御力を下げ、そのうち一体を中心とした円形範囲を攻撃するウォーロックのひとり。
 種族特性やEXスキルでは一定時間相手の動きを止める「石化」を付与することができ、通過せんとする敵を最も火力が密なところで足止めさせる、タワーディフェンスゲームにおけるメデューサのまさに面目躍如といった活躍を可能としている。
 特に配置時の敵全体を石化という特性は圧倒的で、この能力は言うなれば「時間停止」にも等しい応用力と影響力をもたらすものとなるだろう。
 後の方に控えておいて戦線が崩れそうになった時や強敵が表れたときに満を持して登場する、大御所のごとき存在感に大いに頼ってみよう。
 例えて言わば小林幸子とか北島三郎とか美輪明宏とか・・・。

 なお、石化をおいても攻撃力と射程を30秒間大幅強化するEXスキルの性能も並み外れ。
 ウォーロックはコンジャラーと比べると射程と攻撃速度に劣り単独での運用が難しい面があるのだが、スキル中のローレンに関してはガンナー級の射程からザコ集団から中型までにドンドコ致命打を叩きこみ、ほかの仲間の出番を危うくするほどになるだろう。

 運用上の注意点としては、ウォーロック全般に共通だがHPと物理防御力が非常に低いこと。
 地上のザコに弓兵やアサシンが混じっていると知らず知らずに瀕死なんてことになりやすく、しかしながらローレンの配置時石化を活かそうとするとどうしても後のほうに出撃する形となってしまうため、ヒーラーを確保しておくなどしてサポートを欠かさないよう気を付けたい。

 性格・ビジュアル面では登場キャラクターの中で年長者の部類にあたる女性。
 クロミの前のサキュバス組合の組長と交友があったらしく、豊富な人脈と知識からあまたのモンスター娘に「大パイセン パイセン」と呼び慕われている。
 また、主人公を見れば即座に肉体的接触を強要するゲシュペンス島住民の中では珍しく段階を踏んで精神的な交友関係を育む「純愛」を重んじてもおり、これを主張して周りにドン引k・・・冷静になるよう促してもいる。

 ・・・単純に年齢のことを言えば【フロストジャイアント娘】ナルケパフネとか【トレント娘】レントープとかよっぽど上の存在もあるものの、アンチエイジングとジェネレーションギャップが気になって仕方がない微妙なお年頃とか。
 なお本作には「EXコスチューム」といってキャラクターの外見をほかのものに差し替えるスキンのシステムがある(FANZA版ではアダルトコンテンツがついてくる有償限定のものもある)のだが、第二回生放送で公開されたローレンパイセンの衝撃のEXコスチュームというのが・・・。


・【ウィルオウィスプ娘】ウィウィ



 クラス:ハーミット
 種族特性:スキル中は回復の代わりに魔法攻撃を行う
 EXスキル:10秒間攻撃力1.9倍(2.3倍)・射程内の敵全てに魔法攻撃

 射程内の味方を一斉に回復するハーミットのひとり。
 本来これといったクセがなく扱いやすいのがハーミットの特徴・・・なのだが、ウィウィはスキル中回復そっちのけで魔法攻撃を行うという何とも困った特性を持つキャラクター。
 この間に敵の攻撃を立て続けに喰らって立て直しも出来なかったとなると、非常にやるせない気分になることだろう。

 ところが範囲内の敵全てを攻撃するという魔法攻撃の殲滅力もなかなかどうして馬鹿にならず、例えばシールドナイトが抑えきれなくなる前に小型のザコを一掃するくらいの働きは十分にできる。
 また10秒そこら回復の手が止まっただけで壊滅するという状況はもっと他の対策を用意した方がいい感もある。
 緊急性のある場面ではなく消耗を取り除くという形で運用するのであれば、1枠で2つの役割を担えるオールラウンダーなんて活躍が見えてくるかもしれない。

 性格・ビジュアル面では他人の些細な失敗や欠点を目ざとく見つけては徹底的に煽り・罵倒するクソガキ系ドS。
 ただしウィルオウィスプ娘という種族そのものが他人から向けられる負の感情を糧にしているといい、それは他人に嫌われなければ存在していられない悲哀を背負ってなお生きてゆくための強いられた姿なのかもしれない。
 ・・・とか言ってるとキモいとか自分に酔ってるとかだっさーいとか[自主規制]とか[自主規制]とかメタクソに言われるんだろうがなァーッ!?


・【バンシー娘】アンセ



 クラス:バード
 種族特性:射程内の味方の再出撃時間-15%・スキル中は-30%
 EXスキル:15秒間射程1.2倍(1.4倍)・射程内の敵全てに2秒ごとにスタン効果(蓄積度:中)

 全ての味方のステータスを底上げし射程内の敵の攻撃力を下げるバードのひとり。
 バードのキャラクターはまたそれぞれが個性的な種族特性とEXスキルを持ち、アンセの場合は「再出撃時間短縮」と「範囲内にスタン」の効果を持つ。

 「再出撃時間短縮」はHPが尽きたり「撤退」を選択したりして戦線を離脱したキャラクターが再度配置できるようになるまでのクールタイムを短縮するというもの。
 基本は60秒とかなり長いのだが、アンセがいればこれを51秒から36秒(潜在覚醒コンプリートボーナス&スキル中)まで短縮することができる。
 ただしこの効果は重複せず最も効果の高いもののみが有効となるので、サブスキル「冥途の置き土産」を活用するような尖った運用ではなく、あくまでオマケ程度に捉えておくのが無難。
 一方の「範囲内にスタン」の方は字面だけだとどの程度有効かわかりづらいのだが、使ってみると「8秒」効果範囲にいれば耐性の無い敵はスタンするという調子。
 スキル効果時間のおよそ半分かかるので突発的な使用には向かず、初めからスタンさせたい敵を狙って使う必要があるが、その後スタンが切れるまで10秒くらいは足を止められる。
 ・・・これを素の射程の1.2倍(1.4倍)範囲内に叩き込むわけだから、画面半分くらいの敵を一斉に無力化するようななかなかシャレにならない効果である。

 クラス特性のステータス強化(バフ)のほうは最大で「+100」、同属性には「+140」とシャーマン(「+300」)と比べて見劣りするのだが、第四クラスに転向すると「配置人数に含まれない」というこれまたシャレにならない特性を獲得するのでこのバフは単純にプラスと捉えてよい。
 ネックを挙げるとしたら比較的最近のイベントで配布されたキャラクターなので再録がしばらく後になるだろうということがあるが・・・まあ、再録自体は堅い(ハズ)ので辛抱強く期待しよう。
 (※確認したところガチャから獲得可能でした。撤回しお詫び申し上げます。

 性格・ビジュアル面では望むと望まざるとにかかわらず他者の死の予感を察知してしまい、常に目に涙を浮かべるもの憂い気な少女。
 ・・・のはずなのだがひじょーにマイペースで緊張感に欠けた口調を好み、シリアスと見せかけてユーモアに持っていき結局ユーモアだったけど実はシリアスだったというようなひじょーに難解な天然キャラでもある。
 図鑑のイベントシーンではバンシー娘の言い伝えとして主人公におっぱいを吸うよう迫る場面もあるが、これも言い伝えが本物なのかデタラメなのかは結局曖昧なままだ。
 (おっぱいを吸わせたいのは100%ガチ。


・【フェニックス娘】アテエル



 クラス:プリースト
 種族特性:配置時にすべての味方を全回復・すべての味方の再出撃時間-40%・射程内の敵にスリップダメージ
 EXスキル:70秒間攻撃力1.5倍(1.8倍)・射程1.3倍・スリップダメージ5倍

 射程内の味方1体を集中的に回復し、余剰分を追加HPとして付与できるプリーストのひとり。
 ・・・フェニックスの名に恥じないというかなんというか、強力な特性を3つも備えた非常に豪華なキャラクター。
 「配置時にすべての味方を全回復」で壊滅寸前の状況も即座に万全に立て直し、
 「すべての味方の再出撃時間-40%」で万一押し切られてもリカバリをフォロー、
 「射程内の敵にスリップダメージ」はプリーストの高い攻撃力をベースにアタッカーと比較できる威力・範囲に達する。
 ラタやアンセの立場がかなーり微妙な感じになる、圧倒的な存在感を誇るのがアテエルなのだ。

 あえて難点を挙げるとすれば同キャラクターを獲得することによって性能を伸ばすことができる「潜在覚醒」で攻撃力が+150(+75が2つ)も出来てしまうこと。
 また、編成中の火属性キャラクターの攻撃力を底上げするキャラクターとして【アンドロスフィンクス娘】ラフーカや【サラマンダー娘】イグニがいる。
 ・・・上記の特性だけではアテエルのやんちゃぶりは十分に発揮されていないのである
 必須・・・とまで言うのはさすがに過言だが、獲得や強化を意識せずにはいられないのがフェニックス、「火の鳥」らしいと言えばらしいのかもしれない。

 性格・ビジュアル面では、やはり長命で多くの人間によってその存在を求められてきたゆえに非常に達観したものの見方をする少女。
 醜い争いや親しい友人との別れなど人間には想像も及ばないような経験を重ねてきた結果自然に他人を避けて暮らすようになっていったというが、そこはさすがの主人公で――。


・クラス

 ではそろそろクラスについてまとめてみよう。

 クラス:本作のキャラクターのおおまかな役割と能力をカテゴライズしたもの。各キャラクターがいずれか1つのクラスに該当する。
 クラスチェンジ:キャラクターがレベル上限(30の倍数)に達した時に、対応した装備アイテムとゴールドコインを消費してパワーアップできるシステム。基本ステータスやクラス特性が強化され、新たなレベル上限も解放される。

 ・・・と、基本的な用語はこんなところ。
 「クラスチェンジ」とは他のソシャゲでは上限突破とかランクアップとか言われるものなのだが、これによって「クラス」の名称が変わってしまうのが本作におけるちょっとした混乱の元か。
 これをより具体的にまとめてみると・・・。

近接ユニット

(獣神ヴィヴィヴァーチェの加護対象)
ウォリアー  
「ウォリアー(槍)」→「ランサー」→「ランスマスター」→「ランスロード」

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ブロックしていなくても近くに来た敵を攻撃でき、さらに密集した敵をまとめて攻撃できる。
ブロック数は標準的な「2」あるが、攻撃力自体が控えめなので敵をさばききれないこともしばしば。
EXスキルでコストを獲得でき、ユニットの展開速度を大きく底上げできる。
(【サハギン娘】ハギナ、【クラーケン娘】オキュー、など)

 
「ウォリアー(斧)」→「バーバリアン」→「バーサーカー」→「リベンジャー」

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攻撃力が高く、ダメージを受けるとさらに上昇(最大+700!)する。
防御力は並み程度だが最大HPが高いため結構耐えられる。
あくまで傾向として、EXスキルでは攻撃力が大幅に上昇するものが多い。
(【オーク娘】ポデル、【ミノタウロス娘】シルバ、など)

 
「ウォリアー(曲刀)」→「ブレイダー」→「ソードマスター」→「アクロバットソード」

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敵が接触していない間力を溜め、接敵時に強力な範囲攻撃を繰り出すことができる。
また、ブロックしている敵全てに同時に攻撃できる・・・のだが基本ブロック数は「2」なのでこれはそれほど重要でもない。
出ずっぱりでいるよりも有利な位置めがけて移動を繰り返す、少々テクニカルな運用が重要。
(【ケットシー娘】ニャルタン、【レッドドラゴン娘】エリュート、など)

ガーディアン  
「ガーディアン(剣盾)」→「シールドナイト」→「パラディン」→「マスターパラディン」

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ブロック数が多く、現状最大で「5」体もの足を止めることができる。(EXスキルの補正を考慮すれば一時的に「6」や「7」)
物理防御力が高く、定期的にバリアを展開して一定のダメージを無効化したりブロックした相手からのダメージをカットしたりすることもできる。
反面、攻撃力に乏しいので渋滞した敵めがけてソーサラー(杖)などで追撃だ。
(【リザードマン娘】サウラ、【ハイオーク娘】ディフニラ、など)

 
「ガーディアン(鈍器)」→「デストロイヤー」→「ジャガーノート」→「ギガンティック」

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コストが高い分攻守のステータスが高めでブロック数も「3」ある。
通常攻撃に相手をスタンさせる効果があるため強力な敵の足止めに向く。
単騎で放置しておくだけでもある程度の頭数をさばいてくれる安定感があるが、過信は禁物。
(【カッパードラゴン娘】セレン、【ザラタン娘】アックァ、など)

遠距離ユニット(攻撃)

(獣神ニーズホッグの加護対象)
スナイパー  
「スナイパー(弓)」→「アーチャー」→「ボウマスター」→「アルテミス」

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遠距離ユニット(スカウト除く)では唯一の物理攻撃扱い。
射程と攻撃速度に優れ、一体ずつ堅実にHPを削ることに向く。
飛行型エネミーに大きなダメージボーナス(最大1.7倍)を持ち、近接ユニット中心の編成であれば特に優先して採用したい。
(【ペガサス娘】スズ、【トレント娘】レントープ、など)

 
「スナイパー(銃)」→「ガンナー」→「ガンマスター」→「シャープシューター」

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非常に長い射程と高い攻撃力を持つが攻撃速度が遅く、攻撃後の硬直も長い。
おねショタ警察勢が射程内の敵複数を攻撃する特性に恵まれているので忘れがちだが、本来単体にしか攻撃できないのでザコ集団を非常に苦手とする。
特に活躍させたいボス戦に限ってエイムが乱れっぱなしなんてことにも・・・。
(【オルトロス娘】トルス、【ケルベロス娘】テルル、など)

ソーサラー  
「ソーサラー(本)」→「コンジャラー」→「マスターコンジャラー」→「フィロソフィア」

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射程内の敵の移動速度を下げ、そのうち3体までに同時に攻撃できる。
使い勝手が良いが攻撃力が控えめなのがネックなので、ソーサラー(杖)の方と攻撃範囲を重ねて相乗効果的な運用を図るのだ。
(【サキュバス娘】クロミ、【ワーペンギン娘】ペリリ、など)

 
「ソーサラー(杖)」→「ウォーロック」→「マスターウォーロック」→「エルダーウォーロック」

□:閉じる
射程内の敵の魔法防御力を下げ、そのうち1体を中心とした円形範囲に攻撃できる。
(魔防ダウンは基本値の50%未満にはできない)
攻撃力が高く敵複数をまとめて攻撃できるため、敵複数をまとめられるが攻撃力の低いガーディアン(剣盾)とこれをセットで運用するのがひとつの黄金パターンといったところだ。
(【ラミア娘】アミラミ、【メデューサ娘】ローレン、など)

遠距離ユニット(補助) ヒーラー  
「ヒーラー(オーブ)」→「ハーミット」→「オラクル」→「オラクルマスター」

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射程内のすべての味方ユニットを同時に回復できる。
様々な状況で必要十分に活躍するが、対ザコでダメージを受けるユニットというのはだいたい決まっているため、本領を発揮するのは範囲攻撃を連発するボス戦だ。
(【スライム娘】リン、【ドライアド娘】チール、など)

 
「ヒーラー(錫杖)」→「プリースト」→「ハイプリースト」→「エルダープリースト」

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射程内で特に弱っている味方ユニット1体を集中的に回復する。
その分ヒーラー(オーブ)より回復量が多く、余剰な回復は追加HPとして上乗せされ相手の攻撃を防ぐことができるという特典もある。
反面、範囲攻撃や多正面作戦には手が回り切らない感も。
(【マーメイド娘】オキシー、【フェニックス娘】アテエル、など)

スカウト  
「スカウト(ナイフ)」→「チーフアサシン」→「マスターアサシン」→「チェイスアサシン」

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ある程度の射程と「1」のブロック数を持ち、近接マスにも遠距離マスにも配置できる特殊なクラス。
また、移動コストが安く通常攻撃に毒の追加効果があるという特性もある。
近接ユニットの後ろに配置して火力支援を行ったり遠距離マスに配置して広範囲に毒を撒いたりすることができるものの、ステータス全般が低く器用貧乏感もある。
第四クラスに転向したのちは「配置、移動完了後10秒間攻撃力+50%(重複可)」という強力な能力が解放され移動を活用した強襲作戦で活躍できるものの、遠距離マスでは移動先がないとかEXスキルの効果が10秒に収まっていないとかといった不都合がしばしばあり、それでなくとも移動やスキル発動など操作が忙しくなるのでやっぱり扱いづらい。
(【ローパー娘】ネル、【マンティコア娘】ニィル、など)

 
「スカウト(扇)」→「エアスカウト」→「エアレイダー」→「スカイロード」

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現状4体しか該当しないレアなクラス。
基本として飛行ユニットであり遠隔地に自在に移動できるほか、攻撃時に相手の移動速度を下げたりEXスキルで相手を後退させたりすることができる。
・・・のだが、一体にしか効果がない通常攻撃とクールタイムのあるEXスキルではとても足止めとしては機能しない感が。
現状は、クリフォの攻撃能力だけが尖りすぎていてクラス固有の役割は評価できる状態にない・・・と思うものだ。
(【グリフォン娘】クリフォ、【ヒポグリフ娘】リクリフ、など)

サポーター  
「サポーター(霊枝)」→「シャーマン」→「ハイシャーマン」→「エルダーシャーマン」

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攻撃を行わないが射程内の味方の攻撃力・防御力・魔法防御力を徐々に強化する(増加量の管理は本人依存)クラス。
その効果は現状最大「+300」にも達し、特に防御か魔防かに関しては大半のキャラでこのブースト分の方が数値が大きいというほどになる。
この数値はEXスキルの倍率に含まれないためもともとその数値に長けているというキャラクター、特に攻撃力にはあまり劇的な効果はないのだが、例えばスナイパー(弓)やスカウト(ナイフ)など手数はあるが攻撃力が低く相手の防御力に阻まれがちというクラス・キャラクターにおいてはその限りではない。
攻略の余地を広げる、別の言い方として難易度を下げる目的で十分期待できることだろう。

(【ゴブリン娘】アニシラ、【エキドナ娘】ミテラス、など)

 
「サポーター(楽器)」→「バード」→「カペル」→「カペルマイスター」

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攻撃を行わないがすべての味方の攻撃力・防御力・魔法防御力を強化するクラス。
サポーター(霊枝)のほうと比べると伸びしろが「+100」どまりと低いが同属性にはさらに「+40」し、また配置直後にこの最大値に到達する即効性がある。
さらに第四クラスに転向すると「配置人数に含まれない」という強力な効果を獲得し、「とりあえず配置しておく」だけで難易度を緩和してしまうのだ。
ただ、編成の10キャラという枠は食うので考えなしに投入できるかと言うとそれほどでもない感はあるが。
なお、種族特性やEXスキルはキャラクターごとに大きく傾向が異なるので注意深く評価しよう。

(【バンシー娘】アンセ、【セイレーン娘】ティア、など)



 ・・・と、こんな形になる。
 当サイトでは便宜上固有の名称が表れる第二クラスの段階を主に使用してゆく(「チーフアサシン」は「アサシン」で)ので承知されたい。

 さて、ゲーム内ではこれらから10キャラクターを選出してパーティーを編成するわけだが、そのバランスはなかなかに悩ましい。
 基本システムとして「近接キャラクターで相手の移動をブロックできる」ため近接キャラクターを投入するほど安心感があるが攻撃力が不足すれば押し切られ、ウォーロックとコンジャラーのクラス特性で「通過しきるまでに殲滅する」作戦は大型のエネミーには頼りなく、ヒーラーを全く投入しないとなると消耗によって戦線が破綻してしまう。
 そしてそもそも、アサシンでありながら魔法攻撃を繰り出せる【シャイターン娘】シャバフや、ヒーラーでありながら魔法攻撃を繰り出せる【ウィルオウィスプ娘】ウィウィなど、モンスター娘個別の性能を評価すると一つのクラスに収まりきらない例が少なくないのだ。

 参考は示せるにしても、最終的な戦略は各プレイヤーの手持ちキャラと好みに応じて自力で見出すべきで、それが本作「モンスター娘TD」の面白さを形作るに違いないのである。




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