PHANTASYSTAR POTABLE2
|
システム | シナリオ | グラフィック | サウンド | ゲームバランス | その他 |
シリーズの最高到達点 | お祭り的内容 | 種族差が大きく | 雄大 | 粗削りで巨大 | のちに拡張版あり |
セイバー | 片手剣。リーチや威力は平均的だが、片手近接武器の中ではやや通常攻撃の挙動が重くチェインを稼ぎづらいのがネック。 新スキル「インフィニットストーム」は出が早く攻撃範囲も広い、チェインフィニッシュにはもってこいの技だ。 |
ダガー | 片手小剣。通常攻撃はリーチこそ短いが2ヒットする一段目でチェインを稼ぎやすく、対単体で強力な武器。 移動で攻撃をキャンセルしながら一段目を連発してゆくのがチェイン溜めのセオリーだ。 新スキル「シソクテンカイザン」はソニックのように回転突進して敵を撃ち上げる突進技。ハンドガンでチェインを溜めてから突進攻撃する使い方がないでもないが、実用性は微妙な部類か。 |
クロー | 片手爪。片手武器としては攻撃力が高いが一段目のJAタイミングが遅いなど攻撃モーションにクセがある。一・二段目はJAせずに素早く繰り出すのがコツか。 新スキル「シュウソウレツザンガ」は相手に突進してから反転し、再度勢いをつけて突進するという技。反転の向きを調整すればクリーンヒットするが、そもそもの威力や範囲がそれほどでもない。 |
ウィップ | 片手鞭。リーチや範囲のメリットはそのまま、本作では攻撃力に長けるハンターが扱えるため片手武器とは思えないような範囲殲滅武器、およびボスキラーとして運用できる。 新スキル「ヴィヴィ・デッザ」は小範囲高威力と単体向きの性能だが動作が遅すぎるため使い所は限定的か。 |
スライサー | 片手ブーメラン。近くの敵を追尾するノーコストの遠距離攻撃で、安全にチェインを溜めたりPPを回収したりすることが可能。 ただし1体に1ヒットしかしない制約があり、ボス戦でのスキル威力はガタ落ちしてしまう。 新スキルは正面に強力な刃を連射する「レツザンソウヒジン」と周辺の敵めがけて乱射する「レックウチョウヒジン」の二本立て。レツザンソウヒジンはチッキと似ているが命中率補正が高いのでビーストはこちらを使おう。 |
シールド | 片手盾。これを装備するとガードが使用可能になるほか、ジャストガード時には多少の威力がある衝撃波を放って反撃(チェイン維持)することもできる。 またこの武器種に限ったことではないが、装備中のパラメータ補正としていくらかの防御力が上昇する。 |
ソード | 両手剣。動作が遅く自力でチェインを稼ぐのは不得手。他の武器と持ち替えながらか、連携を取れる仲間と協力して戦いたいところだ。 新スキル「グランドクラッシャー」は大きく振りかぶって遠距離まで届く衝撃波を放つ技。ソードの攻撃範囲やチェインシステムと噛み合っておらず使い勝手はイマイチ。 |
ナックル | 両手ガントレット。通常一段目が2ヒットし動作も素早く、スキルの性能にも富むため近接武器の中でも対単体の強さが目立つ。 新スキル「ボッガ・ランバ」は高速のアッパーで打ち上げてから追撃を叩き込むという完成度の高い連続技である。 |
スピア | 両手槍。横の攻撃範囲は狭いがリーチがあり、動作も素早いのでチェインやガードシステムと相性が良い。 新スキル「ドゥース・スカッド」も素早い連続突きを繰り出すコンパクトさが扱いやすい。 |
ダブルセイバー | 両手ダース・モールのアレ。通常攻撃が広角度に複数ヒットするため敵集団をまとめてチェインで葬ることが可能。攻撃対象の多さからボス戦でも強力だ。 新スキル「サイクロンダンス」は素早く周囲の敵を打ち上げて追撃を行うという攻防一体の技だが、打ち上げが効かない相手には要注意。 |
アックス | 両手斧。挙動こそ遅いが通常攻撃に中型までの相手を転倒させる効果が付き一部の相手を一方的にハメ可能。チェインさえ稼げればボス戦での性能も悪くない。 新スキル「アンガ・グルッダ」は素早く周囲を攻撃し威力もなかなかという優秀な技だ。 |
ツインセイバー | 双手剣。通常攻撃の段数に応じてヒット数が増えるためそこそこチェインを稼ぎやすく、PAも強力なものが揃っている。 新スキル「ブレードデストラクション」は素早く相手に接近しながら連続攻撃を叩き込む強力な技。複数を巻き込む使い方もしやすいのでどんな場面でも重宝する万能性がある。 |
ツインダガー | 双手小剣。リーチこそ壊滅的だが各段とも複数ヒットする通常攻撃によってチェインを稼ぎやすく、対単体でダメージを伸ばしやすい。 新スキル「ソウジンランブショウ」は武器を投げて広範囲を攻撃する技。とはいえ基本的にロック数(同時攻撃可能対象数)が2しかなく使い道はほぼ無い。 |
ツインクロー | 双手爪。通常攻撃の段数に応じてヒット数が増えるがやや出が遅くリーチも短め、男性モーションでは通常攻撃二段目が1ヒットしかしないと扱いづらさだけが目立つ。 新スキル「ソウガチョウセッカ」は左右斜め前方へ交互に突進する技で、左右に動く分攻撃範囲が広いが大きく動きすぎて狙いをつけづらいというジャジャ馬だ。 |
ハンドガン | 片手銃。シンプルな遠距離攻撃としてチェインを稼いだり維持したりしやすく、いざという時はチャージショットでフィニッシュしてもそれなりに威力が出る。 ただ、本作ではこうした左手武器と「ガード」が競合するのでどちらを使うかよく考えよう。 |
クロスボウ | 片手弩弓。Vの字に攻撃を放つため接近して撃つと2〜3ヒットするが、残念ながらチェイン数の増加は1ずつ。 また主観視点射撃が出来ず高所の弱点を狙えないが、5方向に攻撃を放つフルチャージショットが強力なので道中の中型に対して有効となる武器だ。 |
カード | 片手符。一度に2〜3発を発射し、それぞれがチェイン数に加算されるためチェイン稼ぎにはもってこいの性能がある。 Foではこれとウォンドの組み合わせが活躍することだろう。 |
マシンガン | 片手機銃。前作のトリガーハッピー感はどこへやら、PP周りの仕様変更によってアッという間に息切れして右手武器のスキルまで使えなくなる困った武器に。 指切り撃ちでPPを節約でき、チャージショットでは相手を打ち上げる効果があるので、チェイン稼ぎと合わせてフォロー目的で使おう。 |
シャドゥーグ | 片手ドローン。PPを消費せず自動的に攻撃しチェイン数を稼いだりチェインを維持してくれたりする優れもの ・・・だが、全体的に命中率が低いのでタイプや種族によっては使い物にならないと言うことも。射撃攻撃の内容も武器ごとに異なるので要注意だ。 |
ライフル | 両手長銃。主観視点で弱点を狙撃しやすいのが最大の利点だが、さらに本作はこの状態での射撃に命中率と威力のボーナスがかかる嬉しい仕様がある。 チャージショットは着弾地点で爆発するというものでボスに対して複数ヒットし、主観視点を解除すれば「ガード」もできるなど、どこでも安定感のある強力な武器だ。 |
ショットガン | 両手散弾銃。扇状に複数の弾を放つため接近して撃つと効果が高いが、硬直が長いうえチェイン数も1ずつしか増えないためどうしても使い勝手が悪い。 チャージショットは弾丸を集中させた巨大な弾を放つもので中距離まで最大効果の攻撃を行えるが、それってなんかコレジャナイ。 |
ロングボウ | 両手弓。おおむねライフルに似るが、攻撃が遅く法撃力を参照した射撃攻撃を行うという特徴がある。 チャージショットでは敵を貫通するが、1ヒットずつしかしないのでフォースで遠距離を狙撃する必要がある時以外で出番はないだろう。 |
グレネード | 両手榴弾砲。ゆっくりと直進する榴弾を放ち、爆発地点の周囲をまとめて攻撃する。本作では密着していても当たるようになったのがミソ。 チャージショットはシンプルな高威力攻撃・・・だがやっぱり弾速が遅いのでフィニッシュを決めづらく、威力倍率もそれほどではない。比較対象が近接武器となるとどうしても力不足だろう。 |
レーザーカノン | 両手光線砲。敵を貫通しながら進む高威力のレーザーを発射する武器で、主観視点での射撃にも対応している。 チャージショットは砲口を固定して短時間レーザーを照射し続けるというもので、ボスには向かないものの総合威力は上々だ。 |
ツインハンドガン | 双手銃。2ヒットするためダメージとチェインを稼ぎやすく、撃ちながら移動できるので回避しやすい。 チャージショットはバックジャンプしながらの4連射。ガードや主観視点射撃もできるので射撃武器では最も扱いやすく、ハンターなどのサブウェポンにもおすすめだ。 |
ロッド | 両手杖。威力の高さが魅力だが本作は法撃武器にも固定の属性値が付くようになり、前作のような属性値の優位は無くなってしまった。 また補助テクニック類は「シフタ」・「デバンド」にほぼ統合され、光テクを除いて攻撃テクの追加が無かったためテクニックを4枠設定できる優位も物足りない。 加えて裏パレットのある両手武器と言うことでガードやチェイン稼ぎが行えなえず、使い勝手に劣る感が否めないだろう。 |
ウォンド | 片手杖。威力にこそ劣るがテクニックの発動が早く片手武器であることにも利点がある。 射撃武器でチェインを稼いだりシールドでガードしたりと柔軟に運用でき、本作の法撃武器では最も扱いやすい。 |
マドゥーグ | 片手ビット。右手武器でPPを回収しながらテクニックを使えるが、フォースの耐久力でガード不可の近接戦闘を行うことが半ば自殺行為。 旧作同様テクニック中心というより近接武器のサポートとして運用するのが吉だろう。 |
※トラップ | 武器ではないが装備して使用するアイテム。設置後一定時間してから状態異常付きの爆発を行う「トラップ」類と、設置後任意のタイミングで起爆でき状態異常付きの爆発を複数回繰り出す「EXトラップ」類がある。 本作では特に「EXトラップ」類がブラスト技並みの威力でチェイン稼ぎにもなるという超強化を受けており、バーントラップEX1種を装備できるレンジャー、バーントラップEXとスタントラップEXの2種を装備できるブレイバー、の強力な攻撃手段となっている。 |
・「ファンタシースター」シリーズ | : | セガの看板RPG・オンラインRPGシリーズ。「極端に科学技術が発達したファンタジー世界」という独特の世界観を持ち、根強い固定ファン層を獲得していた。 |
・「ファンタシースター四部作」 | : | セガ・マークIII、メガドライブでリリースされていたRPG作品4つの総称。 世界観のほか、3Dダンジョンや女性主人公、どこでもセーブ可能など当時目新しい試みが多数取り入れられていた。 リメイク・移植においては「コレクション」という形でセットで移植されることが多い。 本作以降のオンライン作品との接点は、「ダークファルス」の存在やいくつかの単語の名称にとどまりプレイしていなくとも大きな問題はない。 |
・「PSO」シリーズ | : | オンラインRPGシリーズ第一作とそのボリュームアップ版、および続編にあたり「Episode」として追加されていったシリーズの総称。 国内外にサービスを展開し、昨今のハクスラMOアクションRPGの礎となった作品。 |
・「PSU」シリーズ | : | 「PSO」シリーズから世界観を一新し、WindowsとPS2向けにサービスを展開したシリーズ。 が、サービス開始から多数の問題を発生させ自虐ネタに事欠かないシリーズともなった。 |
・「PSPo」シリーズ | : | 「PSU」シリーズをPSP向けに調整したシリーズ。「1」・「2」の開発はアルファシステム。 当時大ブレイクしていた「モンハン」に続く形とはなったが、大きなヒットを記録しPSPの看板タイトルの一つに数えられるほどとなった。 個人的には「2」がシリーズの理想形に最も近い作品であった。 |
・「PSZ」 | : | 「PSO」の世界観をベースにDS向け作品として作られたシリーズ。 とはいえ世界観は年少プレイヤーでも楽しめるライトでハートフルなデザインであり、システムも「フォトンアーツ」を導入したアクション色の強い物となっている。 現在(2019年3月末)のところ正式な続編はないが、これを最高傑作と推す声もある。 |
・「PSO2」 | : | 当サイトでも大きく扱っていたタイトルなのでここでは割愛。どうしてこうなった。 |
・「PSO2es」 | : | 「PSO2」のスピンオフタイトル。こちらも内容は割愛する。 |
・「PSNova」 | : | 「PSO2」のスピンオフタイトル。開発はトライエース。 最初期はPSO2の要素を再構築したゲームバランス、「ギガンテス」という巨大エネミー、といったわかりやすい強みがあったのだが、そもそも料金面で基本無料のPSO2が同ハードで遊べたため話題は乏しかった。 ストーリー内容や、その後のアップデートによる改悪、DLCの料金体系が劣悪だとして評価は芳しくない。 |
・「PSイドラ」 | : | 実質的な「PSO2」のスピンオフタイトル。 PSシリーズ30周年記念作品として制作されたソーシャルゲームだが、シリーズとの接点があまりに少ないほか「イドラ化」やガチャの内容などに批判意見が多く、やはり評価は芳しくない。 |
・「Borderlands」シリーズ | : | 2kゲームスのFPSアクションRPGシリーズ。 シリーズと直接的な接点はないが、個性豊富な武器メーカーや巨大モンスターの登場するSFといった世界観が本作と近く、レアを狙うハクスラMORPGとしてプレイスタイルも似る。 |