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ページ公開:2025/07/29
武器語り「Destiny2 (奪還)」
「Destiny2」である・・・いや、「あった」かなぁ?
Bungieが運営するオンラインFPSRPG「Destiny2」は2017年9月〜10月にかけてPS4、Xbox One、Windowsの3プラットフォームでリリースされて以来かれこれ8年目を迎えようかという長寿作品となった。
その間、前作Destinyから続いた光と暗黒の物語は、それまでたびたび人類を脅かしてきた暗黒の軍勢がある超常存在によって差し向けられていたことが明かされ(拡張「影の砦」)、一方では人類への贈り物であった光の力が宿敵・ハイヴにもまたもたらされていたものであったと知れ渡り(拡張「漆黒の女王」)、奇縁によって光と暗黒を共に操れるようになった主人公の活躍(拡張「光の超越」・「光の終焉」)のもと種族や敵対関係の垣根を超えた連合軍がついに黒幕の喉元に集結した(拡張「最終形態」)のだった。
というわけで大団円を迎えた拡張「最終形態」のその後のシーズンストーリーは回収しそびれた伏線の残務処理のような内容となりコンテンツ不足にもその後の展開にも不安を抱かせた(「沈黙」とも)のだが、先日公開されたばかりの新拡張「運命の境界」は「これからのあらすじ」に始まる長い戦いを約束しているのでまあ安心だ。
・・・のはいいのだが。
時間とともに変化してゆくのがオンラインゲームのさだめ、とはいえここの運営は「シーズン」という期間限定コンテンツを主として定期的に既存コンテンツを配信停止して新コンテンツに誘導するというムーヴを行ってきたため現在プレイできるコンテンツの量は8年と言う期間に対して1/3、いや1/4あるかどうかというくらい、「シーズン」の中で進行したストーリーやキャラクターの身に起きた変化などは実質強制スキップで、新たに追加してきた「ボス」エネミーは挙動使いまわしに本体の挙動に関係ない無敵バリアを張るようにしためんどくさいだけの連中(「偶像破壊」の宿られオーガとか)ばかり、新拡張「運命の境界」でも早くも弾薬のドロップシステムや防具のステータスなど大幅な変更を断行した結果以前の装備が使い物にならなくなるという不満が続出することとなった。(個人的にも愛用エキゾがナーフを食らって不満顔)
もちろん、当初と比べればメイン弾の無制限化やコスモドロームのクエスト追加による丁寧なチュートリアルの確保、「形成武器(要「漆黒の女王」、課金コンテンツ)」による武器掘りからの脱却(賛否両論)、と遊びやすくする調整も加わってはいるものの・・・。
Steamでのレビューは「賛否両論」が定着、「過去のDestiny2」を求めてやってきてもそれはもうこの世にはなく、今あるのは「今のDestiny2」、あるいは「別物」と表現するべきかもしれないというのが本作の現在地である。
正直、「エスカレーション・プロトコルやらせろ」とか「釣りが足りてない」とか「望みのシーズンのストーリーを読み返したいんだが?」とか愚痴りたい不満がたっぷりとあるのだが、ただしあれこれとトレハン要素のあるFPSRPGを彷徨してきたうえで、意図せず野良のプレイヤーと通りすがる「本作の共闘感」や、3段ジャンプ・空中浮遊に新たにワイヤーグラップルが加わった「軽快な機動力」、無敵バリアばっかりで萎えるとはいえ動きは控えめ・数は多めで攻めてくる「撃ちがいのある敵たち」(ただしトーメンター、てめーはダメだ)、武器や防具の色彩を自分好みに調整できる「シェーダー」や「装飾」システム、ソロプレイヤーでもじっくりと取り組むことができる「マップの探索要素」や「読み物としての伝承」、といった魅力を挙げると切り捨てるには惜しいという気持ちが勝る。
(また、あまり大勢には影響がないと思うが機械人の「エクソ」種族をアバターにできたのもいい)
「運命の境界」実装に合わせていくらかプレイしてみたところ初心者と思しきプレイヤーに遭遇することも多かったため、大幅な変更「後」の現在は新規や復帰に適した時期かもしれないと思い今一度愛用武器について語ってみることとしよう。
なお、前回も言及したが相変わらず「好きな武器で参加できる≒どの武器でもクリアできる難易度」が自身のプレイスタイルの限度である。
「運命の境界」ではそうしたプレイヤー向けの「ソロ作戦」などが追加され、戦闘条件を自在にトッピングし食傷感を抑える「ポータル」アクティビティとして提供し、「パワー」システムを再設計して新コンテンツで黙々とレベリングすればキャラクターが強化されるようにした、とずいぶんと敷居が下がったと思う・・・が、一方で今シーズンは「新登場の武器・防具といくつかのピックアップ装備に限りPvE性能にボーナスがかかる(シーズンのアーティファクト)」、「高難易度の報酬ほどその倍率が大きい」、という補正が存在するうえ、高難易度の報酬はパークに加えバレルやマガジンまでが強化された状態でドロップするということでイジイジ過去の装備を使っているようなのは地雷呼ばわりのうえキックされても文句を言えない環境(「武器を掘りに行く武器がない」)となってしまった。
また同時に、新武器・防具がドロップせずパワー値更新もできないこれまでのコンテンツの存在意義が大部分消滅した。
そーいうの本当に無理なんで、以下はあくまで誰でも歓迎される公共アクティビティにおいて賑やかしを目的した雑文とでも思って欲しい。
※以下に掲載する画像はすべてゲーム中のスクリーンショットをリサイズ・一部加工したものです。
また与ダメージの数値に大幅な差があるように見えますが、マップによって数値の基準が変動するという本作の仕様によるものであり武器の性能を比較する意図はありません。
※また、原則としてレジェンダリー装備には「シェーダー」を適用しているため色彩には変化があります。
・モンテカルロ

エキゾチック(ユニークレアだが一度に1つしか装備できない)の「オートライフル(フルオート射撃可能なライフル)」。
そのビジュアルで最初に飛び込んでくるエレガントな銃剣通り近接スキルとシナジーの高い効果を持ち、ひとつは「敵を倒すごとに威力アップ、近接キルで即時最大スタック」の「マルコム連鎖」のパーク、もうひとつは「敵を倒すごとに近接スキルのエネルギーを獲得、一定確率で即時満タン」の「モンテカルロ方式」のパーク(「内在効果」扱い)を持つ。
これらを通して威力の高い近接スキルを高回転率で使用し、それによって威力バフを受けた銃弾で有象無象を蹴散らして突撃する、と言うのがこの武器を扱う際の立ち回りと言うわけだ。
この間銃剣いっぺんも出番ないけど。
――と、前回はそんな状況にあったが、本来「エキゾチック」武器は「媒体」というアイテムを入手し装着することによってさらにもう1つ特殊能力が追加される設計となっている。
ただし「媒体」が実装されていないエキゾチックも複数あり、この「モンテカルロ」は実装から約2年そうした不遇武器の一つとして過ごしていた。
そこに待望の媒体が実装、気になる効果は「ボーナスが最大の時に銃剣で突き刺すモードにできる」という手のひら返し満足度100%のものであった。
実は、現在は過去のあらすじを回想する初心者向けクエストの報酬としてこのモンテカルロが配布中。
その他のエキゾチックもドロップ率の低いレアアイテムと言うより週間の参加報酬やストーリーの記念品といった扱いになっている(なってしまっている)のだが、モンテカルロはビジュアルのこともあり特に目につきやすい存在となっていると言えるだろう。
・・・まぁ、肝心の媒体のほうがミッションのランダム報酬と言うことで物欲センサーに引っかかりまくる(血涙)わけだが。
いちおう救済措置として毎週末(日本時間の土〜月)タワーのバザーに「シュール」というベンダーが出現(位置はマップにも出る)し、ランダム(?)に抽選されたエキゾチック装備や媒体を「不思議なコイン」で販売しているものの・・・抽選候補が多すぎるので気長〜に待つ必要があり今回の記事は間に合わなかった。
ちなみに、コレクションの記録から「プレイリストのアクティビティ」や「ストライクおよびクルーシブルで見つけられる」というヒントの媒体は新コンテンツの「ソロ作戦」を含む「ポータルアクティビティ」からも手に入るようになった。
モンテカルロ以外の媒体なら7つも拾ったので確かなはずだ。
なお、「運命の境界」で実装された「テクセック」アーマーは同時に複数装備するとキネティック(無属性)ダメージが強化される(もっと具体的に言うとシールドの相性を気にしなくなるとともにバリアや強敵を殴ると爆発するようになる)という特殊効果が付与されており、銃弾も銃剣もキネティックのモンテカルロは特にこの効果を発揮しやすく再注目されるべき一品になったと言える(SSの爆発はコレ)。
新仕様のアーマーは「ガンナー」や「パラゴン」など特定のパラメータが極端に高いという仕様となっており、近接スキルに相当する「ブローラー」は近接スキルが29〜30、接近時に気になる耐久力が20前後、というシナジーの高い構成となっているので特化しても扱いやすいだろう。
・雪崩

ヘビー弾を使用し高威力の弾丸を猛連射する「マシンガン」のひとつ。
マシンガンはロケットランチャーやリニア・フュージョンライフルと比べるとDPSに劣りボスへの使用にはイマイチ向かないものの、ザコや中ボスの群れを速やかに排除することに適性が高く有利な戦況を作り出す能力に長ける。
どいつもこいつも無敵バリアに引きこもるような環境だとボスというよりギミックとの戦いという形になるので、個人的には使用率が高くなった武器種である。
さてこの「雪崩」はネーミングに反してソーラー(火)属性、愛用品に付いたパークは「ドラゴンフライ」と「インカンデセント」。解説すると、
「ドラゴンフライ」:標的の弱点を撃って倒すと爆発する
「インカンデセント」:標的を倒すと爆発して周囲をスコーチ(炎上)させる
「スコーチ」:スリップダメージ、一定スタック溜まると「点火」して爆発する
・・・というわけでこれはとりあえず倒した敵が爆発するという非常に大雑把で痛快な使い心地の一品である。
弾数が限られるヘビー弾に対して弾の節約ともなる性質であり、ソロプレイヤーとしてはその快適性を高く評価したい。
・・・前回紹介した「サンショット」にも似た性能だが、自身サンショットもバリバリ現役で使用中なので同時に装備してなんか明らかにおかしいことになることもある。
・サンダーロード

エキゾチック(ユニークレアだが一度に1つしか装備できない)の「マシンガン」。
爆発的なマシンガンといえばサンダーロードの存在も忘れてはならない。
これはアーク(雷)属性で「標的を倒すと雷が落ちる」ことで周囲を攻撃することができ、これまたザコ処理能力、英語における「クラウドコントロール」に長けた武器だ。
しかしてさらに「同じ敵に撃ち続けていても雷が落ちる」、「撃ち続けると連射速度が上がる」、という特徴があり、倒しきれないボス級エネミーに対してもDPSを発揮できる万能性のある武器でもある。
ちなみにある程度の高難易度コンテンツに挑むとシーズンごとに指定された武器種で攻撃しないと超回復されて倒せない「チャンピオン」というエネミーが登場するのだが、この武器の場合は落雷が特効を保障されているので全期間を通して通用する(だろう)強みもあると言える。
そして・・・この武器の場合は登場からおよそ4年の年月を経て媒体が追加、「雷が落ちるたびに自動リロードされる」という効果を得て、撃ち続けて上昇した発射レートを維持したままノンリロードで手持ちの数百発すべてを撃ち切ることができるという、実用性と特別感を併せ持ったエキゾチックらしい武器として更新されたと言える。
一方でレジェンダリー武器のほうは「強化パーク」の概念で性能が更新されており、拡張「運命の境界」ではさらに一部の武器においてバレルやマガジンまでが強化されることになったのでその差は縮まる一方だとも思うが・・・。
「この武器でなければできないこと」がある限りはエキゾチックの存在感は失われない。はずだ。
・アペテンス

トリガーを引いている間持続的にレーザーを照射する「トレースライフル」のひとつ。
トレースライフルは多少特殊な武器種で、もともとはオートライフルのエキゾチックとして登場した「コールドハート」と「マーシレス」のことを指しメイン弾を使用する武器種であった。
それが更新を重ねるごとに拡充され、現在は特殊弾を使用し弾数に限度がある代わりにオートライフルより一回り強力、という武器種として非エキゾチックの品も出そろうようになった。
そのうちこのアペテンスは拡張「光の超越」にて追加されたステイシス(氷)属性でキネティックウェポンの枠に装備することができ、拡張「漆黒の女王」で追加された「形成武器」のシステムのもと好きなパークを付けた状態で入手することができるという存在。
そんなわけでこの武器に設定したパークは「タリーキリング」と「オーバーフロー」。
「タリーキリング」は敵を倒すごとにダメージが増加(最大約+30%)するがリロードしたり武器を持ち替えたりすると数値がリセットされてしまうというもの。
一方「オーバーフロー」は弾を拾うと自動リロードされるうえ本来の装弾数の倍以上に装填される(SSの物は220発まで)というもの。
オーバーフローの効果ではタリーキリングはリセットされないため、この武器は装弾数を撃ち切る前に特殊弾を拾い続ける限りオートライフルより一回り強力な光線を威力+30%のバフ付きで撃ち続けられる武器、となるわけだ。
ついでに起源特性(シーズン武器パーク)も瀕死になると武器が自動リロードされる「竜の復讐」、ステイシス属性の近接スキルといえば命中させると自動リロードされる「衝動の囁き」というビルドが可能である。
そんななのでちょっとビルドを偏らせればメイン弾武器をしまって特殊弾武器2丁持ちで現実的に立ち回ることさえできる。
持ち替えるたびにタリーキリングがリセットされてしまうので多少注意が必要だが、まぁその時はもう一丁の特殊弾武器とヘビー弾武器とで立ち回るモードだと思えばいいか。
新拡張「運命の境界」によって特殊弾・ヘビー弾のドロップシステムは大きな変更を受け、「プレイヤー各自が十分な数の敵を倒してゲージを貯めることで当人にのみドロップする」形となったのでダメージ貢献度の低いプレイヤー(ボス戦でのギミック担当を含む)は思うように強力な武器が使えず不満を溜め込む形となってしまったが、だとすればそのダメージレースにメイン弾武器ではなく特殊弾武器を持ち込むというのはなかなかあくどい選択となるかもしれない?
弾が切れた時は・・・近接から特殊弾フィニッシャーでも狙って何とか・・・。
・テレスト

エキゾチック(ユニークレアだが一度に1つしか装備できない)の「フュージョンライフル」。
前回も紹介したテレスト(今回は装飾付き)だが、あれからテレストのバグを報告する専用サイトができるほどにやらかしにやらかしまくった一方、現時点で「不具合なし連続記録365日達成」まであと10日を切るという大記録を眼前としている。
その間、「テレストの弾が急に浮上する」とか「テレストの弾が分裂して増える」とか「公式Twitterのアカウントがテレストに乗っ取られる」とかいろいろあったらしいが。
というわけで・・・これはバグではないと思いたいのだが、本来「装弾数と持ち歩ける弾の数が増える」効果だったはずの媒体にいくつかの変化がある。
ひとつは入手手段が「レイド」産から「失われたセクター(名人)」産になったということ。
これは結構前からある変化だが、新拡張「運命の境界」ではさらに「失われたセクター(名人)」が「毎日全マップの中から1箇所」ではなく「毎日各マップに1箇所ずつ」ローテーションで開催される形となり、ビルドと照らし合わせて無理なく掘れるところを狙いやすくなった。
おかげで自身にも手に入るものとなったのは素直に大歓迎だ。
そして、これはおそらく「おやらかし」関連イベントの副産物だと思うのだが「テレストの弾の雲が発生して弾の雨を降らせるモード」が追加。
ちょっと何言ってるかわからないと思うが自分でも理解できないのでしょうがない。
テレストの射撃を使って複数キルすると「先駆者の鼓動」というバフが付いてテレストから煙が吹き出し、これのスタックを消費することによって軽く意味がわからない大混乱が発生するようになった。
ゲームバランスとかまったく配慮していない殲滅力なのでこれも期間限定のジョークイベントか何かなのかもしれない。
それから、これが一番影響があるのだが・・・。
新拡張「運命の境界」によって特殊弾・ヘビー弾はゲージを貯めて生成するシステムになり、銃ごとにこのゲージの進みに影響する「弾薬生成」というステータスを得たのだが、SS通りテレストは媒体によってこのステータスが段違いの規模でブーストされる。
こうなると「ガンナー」アーマーによって弾薬の確保に特化したビルドを組むと・・・どういうわけか撃っても撃っても弾が減るどころか増えてゆく怪現象に至るのである。
上記「アペテンス」でも特殊弾二丁持ちに言及したが、今回の仕様変更によって特殊弾のドロップに「確実性」が加わったことや、こうした一部のエキゾチックに高い「弾薬生成」が設定されたことは実際馬鹿にできない影響があるのかもしれない。
それとも不具合なし連続記録が途切れることになるのか。テレストを信じよ。
・コール・リフューザル

バランスが良くディフェンスに定評のある「グレイブ」のひとつ。
グレイブとは拡張「漆黒の女王」にて「形成武器」のシステムと同時に追加されたまったく新しい武器種でまだ数が出そろっておらず、そのほとんどがエネルギーウェポンのためキネティックウェポン枠に装備できる希少なグレイブ、というのが本武器の目玉。
グレイブ全体の性能としては見ての通りの刃で相手を突き刺したり柄でブン殴ったりといった素早い近接攻撃をノーコストで行えるほか、特殊弾を消費してそこそこの射程と威力を併せ持つエネルギー弾を投射することができ、エネルギー弾が命中するたびシールドエネルギーを獲得して相手からの攻撃を大幅に軽減するシールドを展開することもできる。
といってもまあ、固有の近接攻撃は近接スキルより優先されてしまうのでスキルを使うたびに持ち替えの必要があり近接ビルドとは微妙に相性が悪く、エネルギー弾は連射が効かないうえ精密(弱点)判定がなくスナイパーライフルやショットガンなど「適正距離で強い」ほかの特殊弾武器と比べるとどうしても最高値で見劣りし、シールドを維持するには射撃でエネルギーを獲得する必要があるがリロード中はシールドを維持できずしかもリロードが絶望的に遅い、とかゆいところに手が届かない器用貧乏でもあるが。
ただ、高台の狙撃手も執拗に距離を詰めてくる突撃兵もこれ一つで対応可能であるという使い勝手は評価したく思い、エネルギーウェポン枠をメイン弾に割くとしてキネティックウェポン枠に装備できるグレイブの登場を非常に待ち遠しく感じていたものだ。
実のところ「切削角」というステイシス(氷)属性のグレイブがこれに先んじ熱い歓迎を受けたらしいものの、蘇生回数に制限のあるパーティー向け高難易度アクティビティ「ナイトフォール」産でそちらは断念した。
反面こちらはシーズン「エピソード:異端」のアクティビティ産でありソロでも黙々と集めることができたものの・・・
自身では実装されたころに休止状態で見逃し、新拡張実装前の様子見でギリギリ気づいて入手できたのがこれくらいであった。
パーク「インパルス増幅器」はエネルギー弾の速度が向上して遠距離まで当てやすくなり、パーク「剣と血の魔術」は倒した敵の強さに応じて与ダメージにボーナスがかかるというもの。
特に「剣と血の魔術」は今回の新パークで敵種族「ハイヴ」の信条を冠し非常に目を引いた・・・のだがグレイブの近接攻撃はこの対象外で発動のトリガーにもならず、このグレイブはちょっと硬めのエリート戦闘員(体力バーがオレンジ)複数と中距離で撃ち合うときに限ってやや強いというだいぶ限定状況的なニュアンスの仕上がりとなってしまった。
グレイブにはもっとこう、可能性を捨てない可能性がありそうなものだが・・・。
・不運な嘆願者

ヘビー弾を使用し一定のチャージ時間ののち高精度・高威力の弾丸を放つ「リニア・フュージョンライフル」のひとつ。
拡張コンテンツ「光の終焉」以降登場するようになった敵に「トーメンター」というものがいる。
なんでもレイドボスの小型・簡易版らしいのだが、その性質を簡単に表現すると「弱点以外まともにダメージが通らない」のに「前傾姿勢で弱点の胸を傾けて隠し」・「飛び上がったり猛突進したりとまったくじっとしていない」、そして本作には「そもそも弱点を突く判定のない武器・スキルが多数ある(≒それら全部への耐性持ち)」という設計。
攻撃中わりと棒立ちと言う敵が多い本作の中で明らかに異彩を放ち、軽く出るゲーム間違えてね?と言いたくなる対策必須の存在である。
そこでこの「不運な嘆願者」だが、リニア・フュージョンライフルにしては珍しい3点バースト式(弾薬消費は1発)で遠距離よりも中距離に適した性質を持ち、付けられるパークには連続で精密ダメージ(弱点を撃つ)に成功すると徐々にボーナスダメージがつく「精密機械」がある。
これは3点バーストそれぞれのヒットでカウントが増えてゆく(ちょっとカウントが怪しい気もするが)ためこの武器では特にボーナスが伸びやすく、この武器はワンショットワンキルと言うよりも耐久力の高いボスに徹底して撃ち込んで押し切るという運用に適した、対トーメンター用武器とみなせるわけである。
あるいは高台から相手を撃つとグッと高いダメージボーナスがかかる「ハイグラウンド」も捨てがたいのだが、繰り返し前傾姿勢のトーメンターの弱点は高台に上ると余計見えなくなるので目的意識からこちらをチョイスした。
もう一方の「再構築」は時間経過で自動的にリロードされるという効果と、それが本来のマガジンの倍まで装填されるという効果の2本立てで、肝心の「徹底して撃ち込む」をさらに徹底するパークだ。
ビジュアルとしても銃の部品が大きいため「シェーダー」によって色の塗り替え甲斐がある、おすすめの一品なのだが・・・。
残念なことに入手手段のほうが拡張「光の終焉」最終シーズン産ということでほんの半年しか入手機会がなく、現在では入手不可能(厳密には、「シュール」からの交換があると言えばある)という仕様。
いちおう同様のフレームで同様のパークが付きうる別の武器が追加されており・・・というか繰り返し新仕様からそちらのほうがよほどいい状態でドロップしうるものの、こういうところが本作の「惜しい」と思わざるを得ないところである。
・アペックス・プレデター

ヘビー弾を使用し着弾地点で強力な爆発を引き起こすロケット弾を放つ「ロケットランチャー」のひとつ。
「これならどんなヤツも一撃だ」・・・と言いたいところだがこの武器に付いたパークは「再構築」と「バイポッド」。
「バイポッド」はロケット弾の威力や爆発範囲が下がる代わりにより多くの弾薬を持ち運べるようになり同時に2発装填できるようになるというパーク。
デメリットがあるのが多少気になるが1発目でひるんだところに2発目の直撃は免れず、総合火力的にはプラスが勝るパークである。
で、「再構築」のほうは改めて時間経過で本来のマガジンの倍まで装填されるという効果があり・・・2×2=4の4発を装填しノンストップで連射できるというなかなか愉快なM202っぷりを披露する仕上がりの一品である。
そのラッシュ火力は決してネタで終わらない規模であり、愛用のサンショットと同じソーラー属性であることからビルドにもマッチするということで広いアクティビティにて活躍したものだ。
・・・トーメンターに対しては全然通用しないので気が付いたらスタメン落ちしていたが。
また、現在ヘビー弾の仕様変更に伴って弾薬が1発ずつしかドロップしなくなり、補給を考えた場合の継続火力は大幅に落ち込んでしまっている。
なお、入手方法は本来レイド「最後の望み」のレイド産と言うことだったが、拡張コンテンツ「最終形態」実装前に配布があってちゃっかり形成武器として獲得できた。
・願いの守り手

エキゾチック(ユニークレアだが一度に1つしか装備できない)の「弓」。
この武器は拡張「光の終焉」で登場した、因果律の糸を操る「ストランド」属性であり、敵を倒すか弱点に命中させるかして力を蓄えると着弾地点に蜘蛛の巣のように糸を張り巡らせ侵入した相手を絡めとり「停止」させる罠を放つことができる。
「停止」状態になった相手は無防備な姿で空中に固定されるので改めて弱点を突き力を蓄えなおすもよし、ほかの強力な武器に持ち替えてトドメを差すもよし、と戦闘の主導権を握ることができる。
うっとおしいトーメンターはこのストランド属性、「停止」、と同時の実装であり、こうして足止めして処理することが前提としてデザインされていたのだと言える。
・・・まあ、そのうえで「停止」に完全耐性のあるネームドトーメンターがホイホイいるのではあるが。
また、攻撃面の性能は「停止」状態の相手にいくらかのダメージボーナスを獲得するだけで普通の弓と同等かむしろそれ未満でしかない。
SSの品はどう見ても数回使って倉庫に放り込んだ状態だが、まぁそんな感じである。
ただ、この武器が登場した「望みのシーズン」はここしばらくのストーリーで特に引き込まれる内容であった。
また、この武器に関わるクエストの中ではこの武器を携えて「夢見る都市」の各ロケーションを巡って空を仰ぎ見、瞬く星をこの弓矢のストランドでつなぐことによって隠された星座とメッセージを再現するという行程があった。
それらは今ではもう見ることはないが、ただしこの武器を入手する「不運」ミッションの最後の空間と、難解なメッセージが多い本作にしてはつとめて直接的な訴えかけが含まれた本武器の伝承は、今でも残り続けている。
こういうことを口にするのは気恥ずかしいが・・・この武器が意味するロマンチックさは、嫌いではない。
・アミットAR2

持ち歩ける弾数が多くフルオート連射できる近中距離用武器「オートライフル」のひとつ。
ぶっちゃけると「数撃ちゃ当たる」コモン武器の代表例であり、過去には名前と属性とパーク候補が違う色違い武器が何度か登場していたものだ。
のだが、拡張「漆黒の女王」における新システム「形成武器」の対象となったことや、「インカンデセント」がパーク候補となったこと、ソーラー属性となったこと、によって個人的には愛用エキゾ「サンショット」の代用品として目を付けるに値した一品である。
繰り返しになるがインカンデセントは倒した相手が爆発して周囲をスコーチ(炎上)させるパーク、これが弾数無制限でフルオート連射できる武器に備わったものだからザコ処理能力に関してはサンショットに十分肉薄する。
さらに、もう一方のパークとしては「報復」をチョイス。これは敵のシールド(予備耐久力)を破ると自身に「2枚目のシールド(一時的な予備耐久力)」を付与し少しの間打たれ強くなるというもので、ある程度の強敵が混じってくる状況であってもペースの安定した戦闘をこなすことが可能となる。
そしてサンショットを含むエキゾチックウェポンは一度に1つしか装備できないという制約があるため、エキゾチックでないということはほかに特殊弾やヘビー弾を使用する強力なエキゾチックウェポンを運用することができるということでもある。
まぁ、それを踏まえても自身で最も使用率が高い武器はサンショットなのだが。総合的な使いやすさに関しては屈指のもの、手持ちの形成武器として最も高レベルまで使い込んだ武器がこれだったため忘れずに挙げておくこととしよう。
そして、もう1丁・・・。
・ミント・レトログレイド

トリガーを1回引くごとに複数の弾丸を放つバースト射撃を行う全距離用武器「パルスライフル」のひとつ。
・・・だったもの。
本来はこれといった特徴のない基本的なメインウェポンの一つという武器種なのだが、今拡張で新たに登場したこの武器は「ロケット搭載フレーム」といって特殊弾を使用して小型のロケット弾を放つという設計。
似たようなロケット弾を放つ武器としてかつての話題武器「マウンテントップ(グレネードランチャー)」、拡張「最終形態」で登場した「ザ・コール(ピストル)」、と言ったものがあるが、「マウンテントップ」は1発ずつしか装填できず継続火力に難がある点、「ザ・コール」は一発当たりの威力が控え目で瞬間火力が控えめである点、とそれぞれ一長一短といった性能であった。
で、パルスライフルと言うことでロケット弾をバースト射撃するこの武器はさらに威力が低いか反動が強すぎて弾が無駄になるかといったところを想像するのだが・・・。
まったくもってそんなこともなく、弾薬消費1発で3連射されるロケット弾は「マウンテントップ」の瞬間火力も「ザ・コール」の継続火力もしのぎ、反動も控え目で爆発によってダメージを与える都合から遠距離まで有効な攻撃を繰り出すことができ、拾える弾薬量も威力と比べれば不足はない、とおおよそ欠点と言えるものがないバランスブレイカーとして登場したのである。
画像の品はポータルの「不運」でさくっと拾ってきただけの現物で特にこだわりもないが、それでも「もう特殊弾武器はこれ一本でいいかな」感のある暴れっぷり、高難易度ではパーク・マガジン・弾頭にさらなる強化版が控えているという。
・・・ほかの武器をナーフしたり陳腐化したりしてまでプレイヤーにやらせたかったことがこれか?と思うとやるせない。
現在のシーズン「奪還」は残り40日強、その先これ以上の怪物が続々と現れるのか、その前にやりすぎたとしてナーフするのか、Destiny2の明日はどっちだ。
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