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「Shantae Risky's Revenge」より
シャンティ
説明:
WayForward社製の2DアクションRPG「Shantae」シリーズの主人公。
港町「スカットルタウン」の守護者として日々水平線を見守って過ごす「ハーフジーニー(ランプの魔人(ジーニー)の母と人間の父)」の少女で、宿敵である女海賊「リスキー・ブーツ」の襲来を機に様々な大冒険を繰り広げてゆくこととなる。
戦いにおける武器はジーニーの力による変身能力で、長いポニーテールをムチのように振りまわして攻撃するほか、ベリーダンス(オリエンタルダンス)を踊ることによって様々な姿に変身し、猿や象、蜘蛛やハーピーと言ったモンスターの力を駆使して数々の困難を突破してゆく。
また冒険の中で出会う仲間たちも彼女の大きな力であり、遺跡ハンターのおじ「ミミック」、格闘家の青年「ボーロ」、鳥使いの少女「スカイ」、ゾンビ少女「ロッティトップス」、転送ダコの盗賊「スクイッドバロン」、といったキャラクターたちに冒険を支えられている。
ゲームとしてはGBCの「Shantae(2002年6月)」が第一作で、開発はWayForward、発売はカプコン。
・・・ここまででゲーム名に聞き覚えがないと思った方もいらっしゃると思うが、早い話が「Shantae」シリーズはいわゆる「洋ゲー」で、残念ながら日本国内においては未発売であるのが非常に口惜しい。
任天堂のバーチャルコンソールも現在(2014/01/20、以下も同様)のところ日本国内では未配信で、通販(現在アマゾンでは品切れ中)くらいしか入手手段がないというハードルの高い存在である。
とはいえ可愛らしい中にセクシーさを併せ持つシャンティと言うキャラクター、ドット絵で繰り出される滑らかなアニメーション、変身を絡めた攻略方法を見つけ出す本格的2Dアクション、とゲーム内容には強い魅力が有り、かつそれらは日本人にとってなじみの深い要素であるので、実際に触れてみればたちまちその虜となると思われる。
そして「Shantae Risky's Revenge(2010年10月)」は、その後頓挫していた続編の計画をプラットフォームをNDS(DSiウェア)に移して復活させた一作。
容量の都合上変身やダンスを始めとしたゲーム内容こそ縮小したものの、マシンスペックと共に向上したドット絵の緻密な美しさは圧巻と言うほかなく、更なる新作への期待感を高める存在となった。
こちらは「STEAM」での配信が有るため、国内でも購入してプレイ可能である。
その後3DSおよびWii Uのニンテンドーeショップにて「Shantae and the Pirate's Curse(2014年10月)」がリリースされ、前作同様のドット絵の水準で大ボリュームの冒険が繰り広げられている。
本作のシャンティは変身能力を失っている代わりに仇敵リスキー・ブーツから借り受けた武器群で戦っており、これまでとはまた違う爽快感を重視したアクションが楽しめるだろうか。あとキャラクターの立ち絵がすごくかわいい。
こちらも、2015/04/23よりSTEAMでの配信が行われており国内でも購入してプレイ可能となっている。
そして、現在は最新作「Shantae Half-Giene Hero」が製作開始とのこと。
本作においてはPS3やXBOX360といった据え置き機向けのHDグラフィックスで作成されており、ドット絵とは趣が異なるものの滑らかで美麗なグラフィックが描かれているようだ。
また変身システムが大幅にパワーアップして復活しており、ナーガやアルケニー(スパイダー表記)、サッキュバスといった形態の存在が明らかになっている。
リリース日は不明で、日本国内での展開も一切音沙汰ないが、これからの動向には要注目か。
・・・と、これからの発展が期待される「Shantae」シリーズ。
日本国内でも「ニコニコ動画」を中心に注目度が高まっており、これからはネット上で目にする機会が増えてくるかもしれない。
そういった場で興味を抱いたなら、見逃すことが無いよう積極的にチェックし、シャンティの魅力に触れてみて欲しい。
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