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特別プロモーション:「スカルガールズ(スマホ版)」



※原作格闘ゲーム版キーアート


 公式サイト1:スカルガールズ (Skullgirls 2nd Encore) 日本版公式サイト
 公式サイト2:スカルガールズ (スマホ版) 英語公式サイト


 「スカルガールズ (Skullgirls)」は、アメリカの大学生グループの手による同人格闘ゲームが商業向けの本格開発を経て世界的人気作となったコンボ系2D格ゲーだ。
 日本国内でも吹き替え版が発売されておりその名を知る人は多いと思うが、2018年7月12日よりスマートフォン向けバージョンがサービス開始していたことはお気づきだろうか?
 (「スカルガ」のモバイル版なので「モバルガ」、という愛称もあるようだが本項では使用を様子見することとする。)

 キュートでコミカル、そしてセクシーな「スカルガールズ」のキャラクターたちが、スマートフォンの上で原作そのままにコンボの応酬を繰り広げる怪作たる本作。
 「どうやって操作するのか?」、「対戦のルールは同じなのか?」、なんて疑問を抱いたなら、躊躇なんてせず基本無料ゲームかつ、既に日本語版完全対応の本作を手に取ってみよう。

 また、「スマートフォンなんて持ってないよ!」という人はこちらの記事も要チェックだ。

 ・だれでもスマホゲーを、新しい「ブルースタックス『3』」


 ※上記のタイトルロゴは公式サイト内のプレスキットを拝借したものであり、本ページで使用されているその他の画像は背景を除いて本作または原作格闘ゲームのスクリーンショットを撮影・加工した物です。
 ※該当の画像の無断転載・配布を禁じます。
 (c)AUTUMN GAMES LLC.


 ※こちらにアップデート2.7の情報を掲載しました。
 スカルガールズ(スマホ版):公式ニュース中継局:2.7アップデートノート


 

・対戦ルール、操作性



※画像は本作のSSより


 本作の対戦ルールはいたってシンプル、原作同様1〜3名のキャラクターでチームを組み、うち1人ずつがステージに登場した状態で交代や攻撃を駆使して対戦、先に相手チーム全員をKOした側の勝利というものだ。
 チームに参加するキャラクターはLvやスキルツリーによる育成技の装備・強化によって強さが決まり、逆に人数によるハンディキャップは存在しない。
 このため、操作技術のみならずRPG的な育成計画やガチャを含むコレクションもまたプレイヤーの強さとなっている構造だ。
 またキャラクターごとに「属性」や、バフ・デバフ・ジャマーあたりの「特殊能力」を有してもいるので、これもチーム編成の基準として吟味するようにしたい。

 なお、ソーシャルゲームとしての「スタミナ」の概念はキャラクターごとに管理されており、本命の強力なキャラクターは使い所を選んで投入する必要があるし、未熟な予備メンバーでも豊かに揃えるほど育成がはかどるという設計となっている。
 「スキルツリー」の強化に必要なスキルポイントも、キャラクター種類ごとに計算されており個体間で融通できる設計となっているので「育成」は本作の重要な攻略要素だと言えるだろう。

 さておき、気になる操作系は・・・
 ・画面タップで攻撃、連続タップで技が派生しコンボになる。
 ・上方向にスワイプで打ち上げ攻撃、直後にタップを追加入力で空中コンボがビシバシと決まる。
 ・前方向(画面右向き固定)にスワイプで接近攻撃、素早く間合いを詰めて攻撃を行う。
 ・後ろ方向(画面右向き固定)にスワイプでバックステップ、危険な攻撃から距離を取ることができる。
 ・下方向にスワイプで屈み攻撃、体勢を低くしつつ相手を転倒させる攻撃を放つことができる。

 ・画面ロングタップで転倒攻撃、屈み攻撃と同系列の攻撃を放つことができ、タップしている間発動のタイミングを遅らせることができる。
 ・指2本ロングタップでガード、タップしている間ガードポーズをとりダメージを軽減することができる。(通常でも削りダメージが発生する)
 ・その指2本をスワイプで投げ、近距離にいる必要があるがガード中の相手を含めて有効な攻撃を繰り出すことができる。
 ・なお、投げは喰らってからすぐに同様の操作で投げ抜けが可能だ。


 というあたりが主な物。
 「必殺技」や「超必殺技」は、キャラクターの装備状況に応じて画面にアイコンが現れるのでこれをタップだ。
 必殺技は初期状態で20秒という長めのクールタイムが存在し、超必殺技は超必殺技ごとのゲージを溜めておく必要があるので使い所に要注意だ。

 一方で「ジャンプ」にあたるアクションはコンボ中のみの自動で、防御の上下段はオートで対応される。
 このため対戦は地上での間合いの出入りによる差し合いが問われる形になり、意外にも基礎的なスタイルの格闘が楽しめることだろう。
 シンプルな操作ながら見た目は派手、そして原作さながらの挙動があってダウンを拾ってコンボを継続するような組み立ても可能という完成度の高さは心憎いところだ。

 ちなみに、それでも操作が苦手という人向けにランダムに攻撃を繰り返すアシスト機能も用意されている。
 正直なところ暴れ未満で頼りないのだが、キャラクターの地力次第ではこれと必殺技のタップだけでもなんとか戦闘をこなすことができるかもしれない。
 また、ブルースタックスの場合は画面の任意の個所へのタップやスワイプをPCのキーに割り振ることができる機能があるのでより快適で正確な操作が可能なはずだ。


 

・ゲームモード

 そんな概要でお届けされているゲームモードはおもに3種類。
 1つはAIキャラクターを相手に「スカルガールズ」の物語を追う「ストーリー」モード。
 スマホ版のメインストーリーは原作格ゲーの前日譚に当たる所から始まり、「ラボゼロ」で目覚めた被検体が「ブラック・イーグレット隊」に合流してニュー・メリディアン街の治安を守るという流れに進む。
 具体的にどのキャラクターをイメージしたものかは不明だが、むしろどのキャラクターとも異なる視点での戦いが描かれてゆくのかもしれない。
 このモードでは物語を楽しめるほかに物語の区切りごとに「プライズレリック(基本ガチャ券)」や「セオナイト(課金石)」などが手に入るため、チーム強化の足掛かりとして積極的に取り組みたい。
 一方で、ステージクリアで得られる経験値や資金は初回クリア後に1/5に落ち込んでしまう特徴があるので継続的な育成には他のモードでの武者修行も重要だ。

 また、スマホ版では「オリジンストーリー」という物語も展開され、ここでは各キャラクターのオリジン(成り立ち)を垣間見ることができる。
 機械刑事ビッグ・バンドが生身の人間であったベン・バートランドとして経験した挫折や、惨たらしい傷を負った少女パトリシアのピーコックへの復活、バレンタインと共にスカルガールへ立ち向かい敗れ去ったラスト・ホープの物語、がスマホ版で展開されているのである。
 ボリュームはやや物足りないが原作ファンならば必見の内容で、今後ダブルやイライザの過去の秘密が明かされるかもしれないと思うとこれだけで本作をプレイする魅力となりうるだろう。

 さて、少々筆が走ったが2つ目のモードとして「プライズファイト」モードを挙げよう。
 これはプレイヤー間で強化したチームを競い合う疑似PvPモードで、自身の代表としてAIが操作するゴースト「防衛チーム」を設定して参加し、他人の設定した防衛チームをステージとして有利なチームを編成しながら打倒してゆくというもの。
 連日異なるテーマのセッションが開催されており、「ブロンズ枠キャラ限定」、「闇属性が強化」、「通常攻撃に無敵で必殺技リキャストが短縮」、といった特殊ルールが組まれるので対応できるよう広くキャラクターを育成しておきたいところだ。
 報酬としては倒した相手の強さや連勝数によって「スコア」が溜まり、この量やランキングに応じてテーマに沿った「属性のかけら」や「キャノピー金貨」を獲得できる。
 防衛チームの戦績は勝っても負けてもプラスになるので、スコアの維持などを躍起になって見張る必要はない設計だ。
 また、このモードで消費するスタミナは専用の物で経験値もしっかりと獲得できるので、ストーリーモードと並行すればレベリングに役立てることもできるだろう。

 3つ目は「デイリーイベント」モード。
 これも対AIのモードで、毎日特定のキャラクターを題材として必殺技やスキルポイントを獲得できるという育成促進のモード。
 おおむねストーリーモードと同様だが、主役となるキャラクターを題材として相手側にのみ有利な特殊ルールが適用されているので始めたてのうちは参加が難しい。
 ただ、開催ごとに進捗状況がリセットされるので経験値稼ぎにはもってこいで、中級と上級ではシルバー枠やゴールド枠の必殺技を簡単に収集するチャンスとなるので機を見てコツコツ参加しておこう。

 といったろころで、現在のところリアルタイムで対人戦を行うモードはなく、実装予定を確認できるロードマップもないようだ。
 PvP好きには物足りないかもしれないが、ともあれ本作は育成というコンテンツもあってPvEを中心としたゲームデザインというわけである。



 

・キャラクター

 では、蛇足かもしれないがここで「スカルガールズ」のプレイアブルキャラクターと本作での性能をおさらいしてみよう。
 本作は原作格ゲーにおけるセレクトカラーがキャラクターの特殊能力やレアリティを左右するバリエーション、例えば「衣装違い」のような扱いとして活用されている。
 ペインホイールの汎用人型決戦兵器なアレ(明るい紫に黒と緑の差し色が入ったもの)やヴァレンタインのサイレントでヒルなアレ(白とさび色のハイコントラストに赤色)といったオマージュ色もそれっぽい特徴を加えて(しかも高レア率が高めで)登場しており、なかなか所有欲を刺激されることだろう。
 ブロンズ(コモン)枠として登場する通常カラーも根気よく育てればレアリティ「進化」出来るシステムもあるので愛着をもって接してゆこう。



※画像は原作格闘ゲームのSSをトリミングしたもの





 ・・・また、これらプレイアブルキャラクター以外にも個性的な登場人物が多くいることも「スカルガールズ」の魅力。
 公式フォーラムにはこんなQ&Aが掲載されていたので紹介してみよう。

 Q.スカルガールズの世界のキャラクターを使用可能にして登場させる予定はある?(ミネットとか)
 (Are you releasing new characters from the Skullgirls universe as playable characters? (ex: Minette)

 A.実装はとても楽しみですね!ですがそれには多くの条件が必要(ミネットのスケジュールの調整や、ゲームの反応がどうかなど)です。もっと多くの人がプレイすれば、その可能性は高まるでしょう!お友達にも教えてね!
 (We would love to do so! But it depends on a number of factors (i.e. Minette's schedule, how well the game performs, etc). The more people playing, the higher the chances will be! Tell your friends!

 もしかしたら「ブラック・ダリア」や「アニー」、「フェン」などがプレイアブルで登場するかもしれないという期待感があるわけだ
 この期待感が、本作モバイル版「スカルガールズ」から目が離せない一番の理由となるだろう。


 

・結びに

 オリジンストーリーや新キャラクターへの期待感から原作ファンにうれしいキャラゲー要素が豊富であり、それでいて格闘ゲームとしての移植度もある本作。
 PvEメインであるためコツコツ進めることができ、疑似PvPである「プライズファイト」でも連勝数毎の易しいマッチングが行われるあたり、始めるのが遅いということはまだまだない。
 熱心な原作プレイヤーもモバイル格闘ゲームに興味のある新規プレイヤーも、スマートフォンで繰り広げられる「スカルガールズ」の世界を見逃さないでほしい。


 

・攻略メモ

 ・必殺技や超必殺技にはステータス補正が付随し、吟味して強化すれば普段使わない技でも強力な武器となりうる。
 デイリーイベントの中・上級はメインストーリーなどと比べるといくばか楽な相手なので、早いうちから収集に挑戦してみよう。

 ・ピーコックの「バン!バン!バン!」やイライザの「アッパーカート」、ベオウルフの「ウルフ ブリッツァー」はモーション中に連続でタップすると技が派生する。
 また、「アッパーカート」は空中コンボのダウンを拾って打ち上げるとさらに追撃にまで派生する。(バグか仕様かやや疑問)
 すべての必殺技の特徴を挙げるのはやめておくが、技の研究は必修科目だ!

 ・キャラクターのスキルポイントはシステム上際限無く獲得でき、スキルツリーは優先度こそあれ最終的には全て開放することができる。
 むしろ、全て開放することによって「スター・パワー」を取得できるようになるので本命のキャラクターでは積極的に狙ってみよう。

 ・スキルツリーのロックを解除する「キー」はストーリー中で頻繁に入手できるが、ここでは有限。
 プライズファイトの上位入賞や「邪悪な実験」のクリア報酬でも獲得できるが難易度が生半可ではないので使うキャラクターは選ぼう。
 ――というものだったが、10/25のアップデートによって追加された「珍奇の飾り棚」にたまに並ぶことがあるので、足りなくなる前にここを要チェックだ。

 ・スキルツリーはレアリティを進化させても変わらない。ブロンズ枠のキャラクターはずっとブロンズのコストでスキルツリーを強化可能だ。

 ・レベリングの最も手っ取り早い方法はキャラクターを消費する「パワーアップ」だが、お大尽でもなければデイリーイベントとプライズファイトをコツコツやるのが吉。
 戦力差で経験値にボーナスも発生するので、強力なキャラ1名で低Lvキャラを引率するとリスキーながら効率が良いだろう。

 ・金策はセオナイトで購入するのが最も手っ取り早いが、これもやはりデイリーイベントとプライズファイトをコツコツやる手が使える。
 プライズファイトの「メディチ流〇〇」は特に一気に稼げるが、技の売却でも1つ1000/2000/5000と貯まるのでデイリーイベントを日ごろ続けておくとよい。
 一方技の強化にこだわるとあっという間に使い切るのでスキルツリーの分を忘れずに。

 ――のはずが、10/25より実装の「珍奇の飾り棚」におけるレリックの価格設定がセオナイトで直接購入するよりはるかに安価となったため、10/25時点ではセオナイトはキャノピー金貨購入に使用するのが最も効果的ということにまでなってしまっている。
 いつまでこの価格か分からないので商機を見逃すな!?





(記事作成:2018/10/09、今後のアップデートによって記事の内容とゲームの内容がかみ合わなくなることもございますがご容赦ください。)
(記事編集:2018/10/15、スクィグリーの紹介を一部編集、ほか攻略メモ内に加筆あり。)
(記事編集:2018/10/27、イライザの紹介を一部編集、また2.7パッチの紹介を設置済み。)

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