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怪奇!惑星ナベリウス森林にて浮遊する謎の人影を見た!!

かねてより不自然な気候やダーカー出現の原因など不気味な噂の絶えない惑星ナベリウス。
我々ファングバンサー討伐隊がかの地にて遭遇した不気味な人影の正体とは!?


※以下の登場人物におきましては個人のプライバシーを尊重し仮名を使用しております。





 先ずはこちらの画像をご覧いただきたい。
怪しい人影
 これは先日行われた「ファングバンサー討伐」任務の最中にて撮影された謎の人影の画像である。
 ファングバンサーの縄張りへ向けて合流した我々を阻むようにして現れたロックベア。これを撃退した際、その屍の傍らに佇むように浮遊していた彼?が現場のアークス数名によって目撃されたものである。
 背中には不明瞭ながら「ARKS」らしき文字が確認できるが、その姿は現場にいたどのアークスとも異なるものであり、数秒間後その姿はかき消えるように消えてしまった。
 日々ダーカーや原生生物との死闘を繰り返す我々アークスの視界から音も気配も無く立ち去ることは極めて困難であり、その不可解な存在について目撃者の一人はこう振り返る。


隊員A
WB担当 Ra+Fi 逝き人形氏

 いやぁ、あれはあたしがロックベアの頭にウィークバレットを撃ち込んで黙々とワンポイントを当ててる時だったんですけどね。
 四人がかりで弱点を集中攻撃したものだから、あたしが3発目を撃ち込む前にうっ・・・という声を上げてロックベアが倒れてしまったんですよ。
 ああしょうがないな、この一発はボス箱壊すのに使おうかな、なんて思いながらスコープを覗いたらね、おかしなものが見えるんですよ。
 ロックベアの隣にね、ちょうどあたしらと同じくらいの大きさの人形のようなものがぷか・・・ぷか・・・なんて浮かんでたんです。
 初めはあれ、あんな人いたかな、なんて思ったんですけど、良く見ると頭の上に名前がね、無かったんですよ。
 ああ、これは人じゃないんだな。すると新作のマグか何かだな。なんてぼんやりと考えていると、それがふっ・・・と消えてしまったんです。
 うわっ・・・。何か凄く嫌な物を見てしまった、という気がして、あたしはロックベアのメセタをかき集めてその場を立ち去ろうとしたんです。
 すると、その場にいた他のアークスさんがね、こんなことを言ったんですよ。
 今、ロックベアの中の人がはみだしてたよね・・・って。



 さて一度は我々に何の干渉も無く立ち去った彼であるが、彼が有害か無害かを判断するにはその直後に起きた不可解な事故について語らねばなるまい。
 気を取り直しファングバンシーの縄張りへと向かおうと我々が歩みを進めた時、驚くべきことに優秀なパイロットD氏操縦の支援戦闘機が我々の頭上にて原因不明のトラブルを起こし墜落してきたのである。
 D氏の腕前については、物資補給や援護射撃などで何度もお世話になっているアークス諸氏ならば説明の必要はないだろう。
 何名かは辛うじてこれの回避に成功したが、残りのアークスは下敷きとなり落下の衝撃によって大きく吹き飛ばされてしまった。もしも訓練を受けたアークスでなければ大惨事となるところである。
 そして我々がこれに反応する凶暴化した原生生物を食い止める最中、またも数名のアークスによって戦闘機上空に浮遊する彼が目撃されたのである。
怪しい人影2
 この際に目撃したアークスの一人はこう語る。


隊員B
ラフォイエ担当 Fo+Te 第5の力氏

 先ずはみんな、D氏が墜落した時の状況を振り返ってほしい。
 ナベリウス森林上空を旋回している最中に突如として爆発し、そのまま操縦不能になったというものだ。
 だがナベリウスの森林地帯に生息する飛行生物はアギニスのみで、これが戦闘機を攻撃して墜落させたとは考えづらい。
 ではダーカーはどうかと言うと、確認された飛行可能ダーカーはブリアーダのみ、これも攻撃能力に乏しく墜落の原因は他にあると思っていいだろう。
 原生生物でもダーカーでもなく、飛行する専用機に干渉できる存在・・・彼だよ。

 (中略)

 つまり彼は・・・異星人によるアークス壊滅計画の尖兵だったんだよ!!



 その後D氏の神業的な修理技巧によって修理を完了した支援戦闘機は、あろうことか離陸直後に再度原因不明のトラブルによって墜落してしまったのである。
 これは常識的にありえない事態であり、彼と墜落の因果関係についてはもはや疑うべくもないだろう。

 だが、この墜落事故によって彼を敵と決めつけるのは尚早であるようだ。
 限られた時間が迫る中、さらにファングバンサーの縄張りへと歩みを進める我々はフォトンの極限励起状態、すなわちPSEバーストに遭遇したのである。
 これに反応し、ナベリウスに潜む無数のダーカーが押し寄せる中で我々は三度「彼」を目撃したのである。
怪しい人影3
 この際は我々に対してドゥドゥと 堂々と姿を見せており、相変わらず無言ながらもその姿から敵意は感じられなかった。
 その姿を目撃したアークスの一人はこう語る。


隊員C
インフィニティファイア担当 Gu+Ra 木木氏

 (前略)
 まさかとは思いますが、この「彼」とは、ナベリウスにて行方不明になったL学士(→L学士)の変わり果てた姿ではないでしょうか。もしそうだとすれば、彼が我々に何かを訴えようとしていることにほぼ間違いないと思います。

 あるいは、「彼」はL学士とは無関係で、しかし我々が遭遇したような異常な事件は起こしていて、すべては我々の注目を引こうとして起こした行動だという可能性も読み取れます。この場合も、彼が我々に何かを訴えようとしていることにほぼ間違いないということになります。



 励起状態は討伐任務の制限時間直前まで続き、我々はファングバンサーの討伐を断念せざるを得なかったものの大量の報酬を手にすることができた。
 その後彼と遭遇することはなく、我々に与えられた情報からその正体を特定することはできないものの、惑星ナベリウスには未だ未知なる存在が眠っていることを確信し、我々は強い感動と数本の箒を胸にその場を後にしたのであった。

 ―光歴2012年12月12日、討伐隊隊長 背肩三四郎 記





※ネタばらし注意↓
 ※2013/01/23 修正
 と、中途半端な某探検隊シリーズ風に面白おかしく書きつづりましたがこれはランチャーのレアPA「フェイクシルエット」とのこと。
 大騒ぎしたうえ不具合呼ばわりして申し訳ありませんでした・・・。
 と、中途半端な某探検隊シリーズ風に面白おかしく書きつづりましたがこれはどうやら不具合の模様。
 発生当時はいずれも交戦中で、「おかしなPAが発動する」と発言された方がおり、かつその方のみこの謎キャラが表示されなかった、とのことから
 「異常PAが発動した事でPA用の素体モデルが表示された」
 というのが真相ではないかとのこと。
 めんどくさいながら一応不具合報告も提出済みですが、遭遇された方はご注意ください。







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