サイトトップ/その他/「Shantae Risky's Revenge」適当和訳セリフ集/おまけ:キャラクター紹介


おまけ:キャラクター紹介






・シャンティ (Shantae)

港町「スカットルタウン」を守るハーフジーニーの少女。
シャンティ達の暮らす島「シークィンランド」では魔法の力を持つ「ジーニー」が町を守るガーディアンとして働く習慣があり、おじのミミックによって生まれ故郷を離れこの町で育てられたシャンティは、やがて母から受け継いだ力によってガーディアンジーニーの役目に就くこととなったのだという。
戦いにおいては長いポニーテールを鞭のように扱って敵を倒すほか、ベリーダンスを踊る事によって様々な動物やモンスターの姿に変身することが出来、それらの力を活かして数々の困難を乗り越えている。
また、冒険を通してボーロ、スカイ、ロッティトップス、といった仲間たちと知り合っており、彼らもまたシャンティを支える大きな力となっている。
性格面ではガーディアンジーニーとしての責任感を強く抱いているものの、内面は活発で友達思いな年相応の少女であるようだ。

・ボーロ (Bolo)

前作の冒険を通してシャンティと知り合った、水の町「ウォータータウン」出身の青年。
格闘の能力に長けているらしくイラストでは頻繁にモーニングスターを手にしているのだが、ゲーム中ではほぼ伝言係として走り回る役回りのようだ。
一方でスカットルバット町長から伝言とワイロを預かりそれをしっかりと届けるあたり、誠実で信頼のおける人物と評価されているようだ。
性格面では口数の少ない実直な人物・・・なのだが、実は女の子に弱い一面がありリスキーの誘惑に引っ掛かったこともあるとか。

・スカイ (Sky)

前作の冒険を通してシャンティと知り合った、砂漠の中の町「オアシスタウン」出身の少女。
専用の訓練を施した鳥「ウォーバード」を操る鳥使いで、移動や情報収集に活躍させているほか、特に「レンチ」は彼女の一番の相棒として常に行動を共にしている。
性格面では、たくさんの鳥達をみるだけあって冷静で面倒見の良い人物。
年齢的にもシャンティにとっては姉のような存在となっているようだ。

・ミミック (Mimic)

シャンティのおじに当たる遺跡ハンターの男性。
スカットルタウンに発見物などを扱う「ワークショップ」を構えており、その存在がリスキー・ブーツの襲来のきっかけとなってしまった。
性格面では穏やかで面倒見の良い人物だが責任感が強すぎるきらいがあり、特にシャンティの母に対しては現在まで何かしらの約束事を抱いているようだ。
なお「Mimic」という名は本名では無く、彼が発掘品の複製を得意とすることから付いた異名であるのだとか。

・スカットルバット町長 (Mayor Scuttlebutt)

スカットルタウンの町長を務める男性。
でっぷりと肥えた外見や海のそばの保養地に引きこもるクセ、そもそも町に自分の名前を付ける趣味など能力の疑わしい人物であるが、住人たちのことを最優先に考え、時には重い決断も下すなど、町長としての器と信頼はしっかりと備えた人物であるようだ。

・ロッティトップス (Rottytops)

前作の冒険を通してシャンティと知り合った、ゾンビキャラバンで移動生活を行うゾンビ少女。
かけっこが得意で、前作ではシャンティの脳みそとダンジョンへの案内とを賭けて障害物競争を行うこととなった。
脳みそを食べる・・・というのはゾンビ流のジョークなどではなく100%本気で狙っているらしく、現在でも事あるごとにシャンティの脳みそを食べようとせがんでいるようだ。
一方でその破綻しきった倫理観を除けば明朗で人懐っこい少女であり、シャンティは今でも腐れ縁ながら友達づきあいを続けているようだ。

・アブナー・カダヴァー (Abner Cadaver)

ロッティトップスの2人の兄弟のうち年長の方。ゾンビの男性。
パンクロッカーのような容姿と乱暴な口調を持つ、一見するとチンピラのようなゾンビ。
だがその一方で本作中ではシャンティとリスキーの両方に取引を持ちかけて納得させており、また危険を察知して早々に退散するなど、意外にも知能犯としてしたたかに立ちまわるゾンビでもある。
ただそれらの取引はいずれも弟や妹のために行ったものであり、内に秘めた家族への思いは人一倍強いのかもしれない。

・ポー (Poa)

ロッティトップスの2人の兄弟のうち年長で無い方。ゾンビの男性。
ゾンビにしてはスーツやメガネといった整った服装に身を包み、脳味噌よりもコーヒーに目の無いゾンビ。
特に腐った卵入りの物を大好物としており、これを目の前にすると我を忘れて興奮してしまうようだ。

・スクイッドバロン (Squid Baron)

シークィンランドに居を構える三男爵の一人。ワープスクイッド族の男性。
様々なアーティファクトを収集しているアーティファクトコレクターであり、その中に今回のキーアイテム「マジックシール」が有ったことからリスキーとシャンティの騒動に巻き込まれることとなった。
性格面ではアーティファクトを盗み集める悪党という側面を持つ一方、子煩悩で食いしん坊という憎めない一面も持つ相手である。
ちなみに「squid」とはイカのことだが、ワープスクイッドと言う種族そのものがどう見てもタコであり、シャンティがその点に突っ込むボツイベントもあったらしい。

・アモウバロン (Ammo Baron)

シークィンランドに居を構える三男爵の一人。ウィ―ストランド出身の一つ目の男性。
「アモウアーミー」なる私設軍隊を組織して侵略や略奪を繰り返しており、作戦の拠点としてスカットルタウンの買収を持ちかけていたことからシャンティと知り合うこととなった。
性格面ではとにかく豪快。擬音語や俗語といった発言も多く、仲間たちをぐいぐいと引っ張って行く勢いの感じられる人物である。
ちなみに、押しの強さによるものかガールフレンドも多いらしい。

・ヒプノバロン (Hypno Baron)

シークインランドに居を構える三男爵の一人。謎に包まれた骸骨のドルイド。
シャンティが自身を訪れた理由やこれまでの経緯についてピタリと言い当てており、千里眼や相手の心を読み取るといった能力があるようだが・・・。

・リスキー・ブーツ (Risky Boots)

シャンティの宿敵である女海賊。
ティンカーバッツという手下を従え、ジェムのように金銭的な価値のある物のほかスチームエンジンや魔法のランプといった「力」を目当てにした侵略・略奪行為を繰り返している。
前作ではそういった活動の一環としてスカットルタウンを襲撃し、これに抗ったシャンティとお宝の争奪戦を繰り広げる宿敵の間柄となった。
その後は一度撃退されシークィンランドを離れたものの、今作では「魔法のランプ」の存在を聞きつけ再来。シャンティと「マジックシール」の争奪戦を繰り広げることとなるのだが・・・。
ちなみに、肌の色が悪いがちゃんとした人間らしい。
またソリコミの入ったベリーショートに見える髪形は実は帽子やバンダナの中に髪をまとめた状態であり、ほどくと長髪になるようだ。





用語補足

(※ただし、内容はシリーズ全般より)
(参考:英語版総合Wiki http://shantae.wikia.com/wiki/Shantae_Wiki

・シークィンランド (Sequin Land)

 シリーズの舞台となる、シャンティらが暮らす王国。
 様々な不思議に満ちた魔法の世界(World of Magic)で、この世界の人々は数多のモンスターや災害にさらされながらも美しいガーディアンジーニー達によって守られ長年の平和を過ごしてきたという。
 しかしパイレーツマスターとの決戦を境にジーニー達はぱったりとその姿を消してしまっており、現在はシャンティのようなハーフジーニーの存在を除いて人々自身がモンスターから身を守る術を磨いているようだ。
 地理的には王宮の存在する本土(Main Land)とその周辺の島々(forbidden Islandsほか)からなる島国であり、面積的には小さいもののその中には砂漠に沼地に森林にと様々な環境を見る事が出来る。
 特にシリーズを通して舞台となる本土は中央に大きな湖を有したドーナッツ状の島であり、この外周を回る様がシャンティの2Dスクロールの冒険として描かれているわけである。

 文化的にはスカットルタウンを始めとして我々の世界で言う中東的な様式が多く見られるが、一方でボーロのいたウォータータウンではローマ・ギリシャのような石造りの建物が並んでおり、またベリーダンサー達のコスチュームに露出が多いことなどから、特に西欧文化との交流地点であるトルコに似ているのではないかという考察(参考動画)があるようだ。
 また国はスルタナという位の女性に治められており、この呼び名もイスラム圏の物であるようだ。
 さて、より人々の生活に寄ってみると魔法の世界であるだけあって複雑な道具の類が少なく、一見技術水準が遅れているように見える。
 しかしRisky's Revengeに登場したプラスチック爆弾やPirate's Curseに登場した図書カードなど化学・機械技術の概念はあり、アモウバロンがもたらした戦車や電子機器についてもスカットルタウンの人々が技術自体に驚いている様子はない。
 どうやらシークィンランドやその他の土地に眠る古代の遺跡にこれらの技術が秘められているらしく、ミミックら遺跡ハンターによってこれらの技術が発掘・解析されるものの、既に魔法の技術が普及した世界ではとってかわるほどの物ではない、という形のようだ。
 あるいは、ミミックやテクノバロンほどにこれら超技術に理解のある人物が希少なのかもしれないが。
 ともあれ、シークィンランドは穏やかな土地と過酷な土地、中東と西欧、魔法と科学、かくも複雑な要素が入り混じった冒険の舞台なのである。


・ジーニー (Genie)

 長年シークィンランドの人々をモンスターや災害から守ってきた精霊。
 ジーニーの世界(Genie Realm)から訪れた不思議な魔法の化身であり、それぞれ火の魔法や歌の魔法などを操る強く美しい女性として人々の前に姿を現した。
 特に特定の町に留まる者はガーディアンジーニーとして親しまれ、その中には人間の男性と恋に落ちて母となる者も多くいたという。
 しかし、ある時に光の魔法と対極にある闇の魔法の力を得たパイレーツマスターによってジーニーらは大打撃を受け、総力戦を展開した末に両者ともぱったりと姿を消してしまっている。

 現在シークィンランドに残るのはジーニーの世界へのわずかな接点と彼女達の娘であるハーフジーニー達のみであり、第一作Shantaeではリスキーの脅威に対してシャンティが完全なジーニーになる方法を探すための冒険が繰り広げられることとなった。
 この際にシャンティは各地のダンジョンの奥でジーニー達の世界に接触して4人のジーニーと出会い、それぞれから変身ダンスを授けられるなどの助けを受けたが、反面そこでは彼女達がシークィンランドに長く留まっていられない事も語られた。
 ジーニー達はこうして自身らの世界へ戦いの消耗を癒しに帰ったきり、再びシークィンランドに現れる方法を得られず姿を消してしまったという事のようだ。
 やがてシャンティは冒険の最後にジーニーの世界で暮らすことで完全なジーニーになれるだろうと誘われたものの、それがシークィンランドに別れを告げる事になるかもしれないとしてシャンティは仲間たちとの生活を選び、この誘いを断っている。


・魔法のランプ (Magic Lamp)

 ジーニーの自由を奪い持ち主の意のままに従えさせる力を持ったアーティファクト。
 これによって従えられたジーニーは一切の拒否権を奪われるらしく、やがてそれを危険視したジーニー達によってその力を3つのマジックシールに分けて封印された。
 封印のきっかけとなったのは過去にシャンティの母がこのランプに囚えられた事件で、この件を通して図らずもこのランプの秘密と危険度を知ってしまったミミックはシャンティの母と決してその事を口外しないという約束を交わし、シャンティにさえそれを固く守り通している。
 一方でこのランプの存在はリスキーの耳に届いてしまっていたらしく、ミミックが偶然このランプを発掘してしまった事でRisky's Revengeのマジックシール争奪戦が始まることとなった。


・シャンティの母 (Shantae's Mother)

 シャンティの母はジーニーの世界から訪れた完全なジーニーで、どこかの町のガーディアンジーニーとしてシャンティの父と出会ったらしい。
 ただ得意としていた魔法や名前など多くの情報は語られておらず、魔法のランプによって様々な苦難を受けた事、パイレーツマスターとの決戦以降姿を消している事、といった悲劇的な背景が断片的に語られているのみである。
 シャンティ自身も母の名や容姿を知らないらしく、シャンティにとってはジーニーの魔法だけが母との接点を意味する物だったようだ。
 Risky's Revengeでリスキーによって魔法の力を奪われた時もその喪失感を露わにしていたが、後のPirate's Curseでは逆にリスキーによって自分が母親似であると伝えられて笑顔をこぼしている。

 ちなみにシャンティの父についてはさらに情報が少なく、どういった人物だったのかは一切不明。
 Pirate's Curseで思わせぶりな登場をした大男がシャンティの父なのでは、と言う考察がなされていたが、シリーズの生みの親であるMatt Bozon氏が「シャンティの両親もいつか登場させるかもしれない、特に母を先にしたい(意訳)」と語ったらしく未登場と言うのが正解のようだ。


・スカットルタウン (Scuttle Town)

 シャンティらが生活するシークィンランドの港町。
 漁業と観光を町の中心としており、住民には漁師やベリーダンサーの姿が多数見てとれる。
 また有名な遺跡ハンターであるミミックのワークショップが有ることから定期的(年に一回?)に遺跡ハンターエキスポが開催されているらしく、この時は世界中から港が満杯になるほどの人が押し寄せるようだ。
 反面スケアクロウフィールドなどで陸路が隔たれているためか交易はあまり活発ではなく、他の都市との交流は乏しい感があるか。
 町長は長年スカットルバット氏が務めており、過去には町の規模が大きくなったことを機にシャンティの住むライトハウス付近から現在の位置へと町を移している。
 このあたりからも住民からは一応慕われているようだが、Risky's Revenge〜Pirate's Curseの短期間に2度もアモウバロンに町を売り渡しており運営はかなり頼りないか。
 ゲーム中ではシャンティの冒険の始まりの地として、アイテムショップを始めとした拠点であり、毎回敵の襲撃に合うオープニングステージでもある。


・スケアクロウフィールド (Scarecrow field)/ライラックフィールド (Lilac Field)

 スカットルタウンの画面右(東?)に広がる草原地帯。
 元々はライラックの花を育てる花畑であったようだが、やがてそこに設置していたカカシ(スケアクロウ)が人を襲うモンスターとなってしまい現在では町の出入りを妨げる危険地帯となってしまっている。


・スケアクロウ (Scarecrow)

 スカットルタウンの人々が畑の守り手として作り設置したカカシのなれの果て。シリーズ全作に登場する代表的なモンスター。
 何の影響か今では人を襲うモンスターとなってしまっており、体当たりのほかに爆発するカボチャを蹴っ飛ばしたり毒ガスを吐いたりして攻撃を行ってくる。
 動きは遅いが体力は通常攻撃2発分程度あり、出現する数も多いので慣れてきたら無視するのが得策か。
 ただPirate's Curseではスーパーモンスターミルクをドロップする可能性があり、実績解除用のタイムアタックなら出るまでやり直して粘ってみるのもいい。
 ちなみに発生源のスケアクロウフィールドのみならずタングルフォレストや、最悪スカットルタウンの中にまで侵入してくるなど、意外と活動範囲は広いようだ。





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