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OPPOさん備忘録


・前置き

 OPPOである。
 手元にあるのは正確には「OPPO Reno3 A」、中国「OPPO」社が2019年に発表した日本向けスマートフォン「Reno」シリーズの中堅モデルだ。
 同シリーズはカメラ性能やディスプレイサイズ等を売りとして「ユーザーのクリエイティビリティを生み出す」というキャッチで世に出たらしいのだが、そもそもスマホを「出先で連絡と調べ物ができればいい」くらいにしか思っていなかった自分にとっては縁のない代物であった。
 (基本スマホゲーをやるときはBlue Stacksでガッツリやるし、カメラ性能も記録手段以上には考えていなかったし)

 ところがまあ縁というのもあるもので、スマホの機種変に迫られたときに目に入ったのがコレだったのだ。
 6.44インチ、FHD+(2400*1080)の大画面有機ELディスプレイ!
 4025mAhの大容量バッテリー!
 防水・防塵機能対応!
 おサイフケータイ機能対応!
 ディスプレイ指紋認証機能搭載!
 エトセトラエトセトラ・・・でメーカー小売価格が4万円を切るという価格と対応キャリアの料金プランが目を引いたわけである。

 が。

 iPhoneが60%に迫る圧倒的なシェアを誇るガラパゴス日本、いざ使い出してみると主流機種との仕様の違いやサポートの乏しさに頭を抱える事態がちょくちょく発生した。
 このページではノロケ話を続けるでもなく、この「OPPO Reno3 A」を使ううえで発生したトラブルとその解決の顛末をつれづれに書き並べてゆくこととしたい。
 2021年11月時点で早くも国内キャリアが次々と取り扱いを終えている機種ではあるが、今後SIMロックの原則禁止が予定されていることもあり当機種を手に取る可能性はまだまだあるだろう。
 ないしは後継機種を検討するという方も含めて、以下がわずかでも参考となれば幸いだ。





・トラブル1:画面がでかい

 OPPOさんの本体サイズは縦160.9mm、横74.1mm、厚さ8.20mm。
 かつ画面占有率が89.9%を占め、対角線の長さで表して6.44インチの大画面ということになる。
 このサイズにしてディスプレイは有機EL!
 バックライトの光を部分的に透過させて発色させる液晶ディスプレイと異なりバックライトそのものを明滅させて発色させる構造から「黒」の発色がすこぶる美しく、インクで描かれたコミックや彩色イラストなどが印刷物と違わぬ存在感を持つほか、暗闇でホラー映画を見ると画面と闇の境界がなく非常に高い没入感を得ることができ・・・。

 ・・・という話は置いておいて、これを以前使っていたスマホのクセで胸ポケットにしまおうとしたとき。


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 ヽ| | -│<ハーイ
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(イメージAA)

 ポケットからこんにちはしていたのである
 例えばワイシャツの標準的な胸ポケットはシャツのサイズを問わず縦13・14cm、横11・12cm、くらいらしく、横はともかく縦が2〜3cmもはみ出す格好となったのだ。
 こうなるとレンズがガッツリはみ出す形となってなんとも居心地悪く、また重心の問題でちょっとした拍子に落っことしそうになる、という問題となった。
 この点iPhone12miniは高さ131.5mmというから、携帯性においてはそのくらいのサイズが適度というところなのだろうか。

 さてOPPOさんのサイズはスーツを着ていれば内ポケットに入れるという手があるが、でなければはベルトに通すタイプのスマホホルスターを検討するという手もあるかもしれない。
 もちろん、スマホホルスターもサイズを間違えればフタが閉じないというさらなる悲劇が待っているので要注意だ。


・トラブル2:続・画面がでかい

 もちろん、VRゴーグルも慎重に選ぶ必要がある。
 対応サイズを間違えてしまえばフタが閉じず、バンドか何かで余計に固定するという格好悪い事態になりかねない。

 それでもまあ何とかして動画をセットして画面をのぞき込んだ時、そこには衝撃の光景が!
 ・・・まあ引くような話でもなく、ピントが合わないのだ。
 しばらく混乱して複数のビューアーを試したりほかの動画を探したりもしてみたが効果はなく、スマホが悪いという考えを必死に否定しつつゴーグルが悪かったのだという納得をしかけたが・・・。

 とあるビューアを使用したとき、「動画の設定メニューを表示させているときだけピントが合う」という現象を確認してピンときた。
 そう、ちょっと縦長の画面サイズに合わせてアプリの表示がズレていたのだ。
 この件は「設定」の本体情報から「ビルド番号」を7回タップして有効化する(裏技そのものだ)開発者オプション(「その他の設定」内)の中のずっと下の方、「サイズが小さいアプリのフリーフォームを有効にする」にチェックを入れることで解決することができ、ほっと胸をなでおろした。

 ・・・ただ、いろいろ試したVRビューアーのほとんどが「イヤホンジャックが右側に来る」表示を基本としていて、左側に短いコードの出た手元のゴーグルは結局型落ち品だったのだろうかなどとしこりが残ったのだが。
 (ちなみに、最終的に使うことにしたのは「MOON VR Player」と「HOME Theater VR」の併用、それからSteam用の「iVRy」である)
 (MOON VR Playerはサポートを終了しているのかフェイスブックのページなどが削除されており、airplayはGithubの該当ページから落とす必要あり。airplay初回起動時はプライベート・パブリックネットワークとも許可しておこう。)

 ついでにOPPOはイヤホンジャックの採用を続けており、これによって有線イヤホンをアンテナ代わりにする「FMラジオ」機能にも対応している。
 基本的には必要ないと思うが、これについて知ったときは目からウロコであった。


・トラブル3:チャイナリスク

 去る2021年11月11日、米バイデン大統領がファーウェイほかの中国企業産のスマートフォンを「情報漏洩の可能性がある安全保障上の危機」として新たに米国での機器ライセンスを取得できないようにするいわゆる「排除法」に署名した。
 またこれとは別に「クリーンネットワーク」という締め出しも行っており、ファーウェイ製のスマホではPlayストアやandroidOSなどグーグル製品の一切が利用できなくなっているという。
 日本もこれに微妙な同調を行ってきており、特定の企業を名指しで規制するようなことはしていないものの「安全保障上のリスクを低減させる運用を申し合わせた」として政府が利用する機器からファーウェイ製品を除外したようなしていないようなさし障りのないコメントを残して中国大使館から明確な批判を受けている。
 するとなると、同じく中国企業のOPPOも何か影響を受けるのだろうか?

 くだんの排除法で名指しされたのはファーウェイ、ZTE、ハイテラ、ハイクビジョン、ダーファ、の5社。
 要するにお咎めなしであり、これはとりあえず杞憂ということでよさそうだ。
 ただしところ変わってベルギーでは何の事例もないとされながらもOPPOが名指しで「懸念」を指摘されたという話もあり、中国企業であるというだけで風評被害的な向かい風にさらされることはあるのかもしれない。

 ちなみにOPPO製品は「colorOS」という独自のOSを利用しているが、これはandroidOSをより使いやすく調整したというものらしく基本的にandroid系のスマホである。
 VRゴーグルの件でPlayストアからあれこれアプリを試したがアプリ自体が動作しないという例は一つもなかったし、googleのサポートを不安視する必要もないだろう。


・トラブル4:転送できないファイルがある

 当環境は基本的にPCユーザーのため、PCで画像や音楽などをダウンロードして必要に応じてスマホに転送するという利用を行っている。
 (ちなみにスマホのファイル管理アプリは「ファイルマネージャー+」だ)
 のだが、先日とあるフォルダの転送中にエラーが発生、特にエラーメッセージが出ることもなくエラー音だけが出てファイルのコピーが中断されるということがあった。
 はじめはファイルの破損を疑ったものの、別のHDDにあったバックアップでも同様の現象が起きたためこの問題は少々面倒な検証を必要とすることとなった。
 個別のファイルのいずれかに問題があるとみて、とりあえずフォルダ内のファイルのいくつかを小分けにして転送できるかどうかを試していったわけだ。

 しばらくして、今回引っかかったのは「ファイル名が長すぎるファイル」であった。
 具体的に試した限りは拡張子込みで半角191文字を超えるとエラーが起きるようで、これ以上かつwindowsでの上限となる255文字(環境によっては244文字とも)未満のファイルにこのエラーが起きたという格好となる。

 この件の対処には頭を抱えたものの、結局力技として
 1.コマンドプロンプトを開く
 2.コマンドプロンプトで『dir /b [パス込みのフォルダ名(ドラッグ&ドロップでOK)]』を実行してファイル名の一覧を表示する
 3.Ctrl+A〜Ctrl+Cでエクセルにコピペ
 4.コピペした隣のセルに「=IF(LEN([コピペしたセル])>191,"アウト","セーフ")」と書いて文字数が191を超える場合「アウト」と表示させるようにする(べつに"セーフ"は空白でもいいのだが)
 4+.関数を書いたセルの端を持って下までずらっとコピペする
 5.Ctrl+Fで「値」から「アウト」を検索して該当したファイルを探し、一旦リネームして転送する

 でなんとかすることにした。
 たいがいに面倒くさいが―・・・ふつーそもそもそんな長いファイル名付けなくない?
 (なお、備考としてそのファイルが置かれたフォルダ名を含める「パス」の長さについてはあまり気にしなくて良いらしい。)


・オプション1:いろんな壁紙を使いたい

 OPPOには「ロック画面マガジン」というアプリがあり、ロック画面においてアプリからランダムに提供される様々な壁紙を楽しむことができる。
 ・・・のだが、どうかと言えば自分で用意した趣味全開の壁紙をランダムに表示したい気持ちもある。

 そこで使うこととしたのが「MacroDroid」、スマホに様々な「マクロ」を設定するアプリだ。
 細かい使い方は省くが、例えば
 トリガー:ロック画面の解除
 アクション1:変数を設定(整数、ランダムな数値)
 アクション2:ロック画面の壁紙を設定
 アクション2の条件:変数の数値が〇と等しい
 アクション3〜:アクション2のコピペ、欲しいだけ行って壁紙と数値の設定を変えてゆく

 とすればロック画面を解除したとき、次回分に毎回ランダムな壁紙が設定されるというふうに設定できる。

 このアプリはほかにも様々な可能性を秘めており、例えば「特定のアプリの起動/終了に合わせて音量を設定する」とか「バッテリーの減少時に特定の音声ファイルを再生する」とか「ガジェットボタンで画面の向きや明るさを操作する」とかといった設定もできる。
 無料版ではマクロ数の制限や広告の表示がうっとおしいので基本シェアウェアだとは思うが、まずは試してみて損はない。





 ほか、また何か気が付いた時に追記予定(しないかもしれない)。




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