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緊急地震速報の歌ってみて


 地震が発生した際、それが自身のいる場所まで到達する前に警告を発する仕組み「緊急地震速報」。

 あなたはいざという時、この緊急地震速報がどこから発せられるか把握しているだろうか?
 また、緊急地震速報を受けたのちどの様な行動を取ればよいか把握しているだろうか?

 「北米」、「ユーラシア」(境界にフォッサマグナ)、「太平洋」、「フィリピン海」、4枚のプレートのはざまに乗った地震大国日本。
 「震度」、「断層」、「マグニチュード」、「縦揺れ」、「横揺れ」、地震を伝える情報は枚挙にいとまがない。
 この地に生きる者として、地震と、それに対する備えについて知ることは欠かすことのできない責務であろう。


 ・・・という、意識の高いコメントは大概にして本文に入ろう。
 ローカルネタで、現在秋田気象台長を務める和田幸一郎台長(60)が「緊急地震速報広報ソング」というものを作成してYouTubeにアップしたという話題を勧められてひとっ走り見てきたのだが・・・。
 (参考リンク:秋田魁新報電子版:緊急地震速報の歌、動画一新へ再収録 和田気象台長が作曲






 ・・・いやこれ歌じゃなくね?

 冒頭に挙げた通り地震関連の単語は山のようにあるのだが、リズムに乗せている部分の歌詞は「緊急地震速報」を繰り返しているのみというサントリーのクラフトボスより薄い内容
 緊急地震速報自体の音色は全く取り入れられていないので予習効果はイマイチで、
 緊急地震速報について詳しく説明する語りパートはリズムに乗せていないのでリズムを口ずさむことで内容を覚えるという肝心の啓蒙効果が全く期待できない
 そして、その語りパートに限って各地の方言で語り分けたバリエーションがいくつも存在するという間違った力の入れようである。









 なんというコーラスの無駄遣・・・でもないか、世のため人のための正しい目的があるのは確かであるし。
 かれこれ10年以上収録を続けている台長のライフワークということだが、わずか30秒の中にツッコミどころが多すぎるので見過ごせず話題とさせていただいた次第である。
 たぶんそんなに参考にならないが、この調子で「Happy(ファレル・ウィリアムズ)」のようにご当地バージョンを網羅すれば話題性が上がるかもしれない(無責任)。





・おまけ

 話題は以上だが、さすがにこれだけだと薄すぎるのでついでに啓蒙ソングや広報ソングとしての側面がある歌を何曲か並べてゆく。
 「上等な料理にハチミツをブチまけるがごとき思想!!!」と言われたら何も返せないが、まああるものはあるのだ。















 (※微スプラッタ注意)





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