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PANZER DRAGOON(パンツァードラグーン) II(ツヴァイ)


プラットフォームセガサターン
開発セガ
発売セガ
発売年月日1996年 3月
ジャンルドラマティックシューティング
プレイ人数1人
セーブデータ8ブロック


システム シナリオ グラフィック サウンド ゲームバランス その他
ゲームとの一体感高し 成長と冒険の物語 幻想的 神秘的 プレイヤーに合わせて変化 時系列上シリーズ最初の物語





・ゲーム概要

 高い人気を得た前作「パンツァードラグーン」の続編で、前作よりも前の物語を描いた作品。基本システムは前作のままに、「バーサク」システムの追加やドラゴンの進化、ステージの分岐といった要素が追加されている。
 また、パッケージ裏の「ドラマティックシューティング」というジャンルが示すとおりシナリオも前作よりドラマチックなものとなっている。


・ゲーム内容

 基本的なゲームシステムは、威力の高いホーミングレーザーと、直線的で連射の利くショットとを使い分けて360度から襲い掛かってくる敵を倒しつつステージを走破せよ!といった感じ。
 ホーミングレーザーを放つのは旧世紀最強の攻性生物、「ドラゴン」。だが、本作においてはその生まれ変わりである「ラギ」と名づけられた動物。
 そしてショットを放つのはラギの飼い主である少年、「ランディ」。プレイヤーは厳密には彼を操作することになる。
 ラギは村の中で不吉の象徴とされ、本来であれば間引かれる運命にあったが、ランディは無意識のうちにラギと伝説の「ドラゴン」とを重ね、密かにラギを飼い続けた。
 そして、ランディとラギが村の外で空を飛ぶ訓練をしていた時・・・ドラゴンの抹殺を狙う「船」によって、村が焼かれた。

 ・・・というところから本作の1面は始まる。
 プレイヤーの分身であるランディは100発100中の腕前を持つ兵士ではないし、ランディが乗るラギも空を自由に飛ぶドラゴンではない。最初は地面を走りながら拙い射撃で「船」を追いかけて行くことになる。
 だが、始めは力かなわず逃げられ、
 多くの敵と戦い、
 多くの傷を受け、
 プレイヤーが上達を感じた頃、ラギも成長して空へと飛び立つ・・・という、絶妙なバランスとシナリオで描かれた「成長」の物語が、本作「パンツァードラグーンII」なのだ。
 そういった理由から、シリーズ未プレイの人には本作をはじめにプレイすることをお勧めしたい。へたくそな腕ながらがんばってがんばって、やっと「船」を落とした時に見るものは、きっと感涙ものだから。


・パンドラボックス

 ・・・とは言え、クリアしてはい終わり、でないのが本作の良さ。
 やはり3Dシューティングとして撃墜率の高さを競うこともあるし、未発見のルートを探す楽しさもある。
 その中でも本作から登場した「パンドラボックス」は後のシリーズでも用いられる隠し要素。詳しくは語らないが、ゲームを隅々まで楽しむことができるもの、とだけ言っておこう。


・まとめ

 現代では何かとプレイし辛いセガサターンのゲームで、ポリゴンの技術もかなり古臭いものでは有るものの、そんなことお構い無しに他人に勧めたくなる良作。
 下記に有るが、PS2で初代のリメイクが、Xboxで新作が遊べるのだが、本作は移植もリメイクもされていない。それらから遊んでみるのも良いが、出来るならなるべく下手なうちに本作をプレイし、ラギやランディと「成長」を感じて欲しい。


・ワンポイント攻略

 ・攻撃の中心はレーザー。ショットは弾幕を張り相手の攻撃を相殺する目的で使うと良い。
 ・恐ろしい巨体と激しい攻撃を持つボスキャラクターだが、落ち着いて相手の攻撃を見極めれば活路を見出せるはず。あきらめるな!
 ・オプションで全ての画面表示を有効にすればルート分岐の瞬間がわかる。スコアも表示されるので、2週目以降は積極的に表示すると良い。





・関連作品

パンツァードラグーン前作。基礎的な部分はほぼ一緒で、本作のシステムを気に入ったのならオススメできる。
・パンツァードラグーン ミニゲームギア用に発売されたと言う怪作。あまりにも雰囲気が違うためファンアイテムとして割り切るべきか。
・アゼル ―パンツァードラグーンRPG―続編はまさかのRPG。しかしシューティングらしさ、パンドラらしさも残しており完成度が高い。
・SEGA AGES 2500 パンツァードラグーンPS2でまさかの復活。グラフィックの雰囲気は変わったがほとんどそのままの移植度。
・パンツァードラグーン オルタXboxでまさかの新作。今までの雰囲気そのままにXboxのスペックで作成された世界やAZELから続くシナリオなど「新作」の名に恥じない傑作。


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